電子マネーWAONはチャージして利用することでWAON POINTを貯めることができるお得な電子マネー兼ポイントカードでしたが、根強い現金払い派にとってはポイントをロスしてしまうデメリットがありました。
そこをうまくまとめていたのが提示するだけでポイントを貯めることができるWAON POINTカードでした。
2020年4月からはWAON POINTカードは大幅な仕様変更があります。
- 現金払い専用ポイントカードに変更
- お客様感謝デー対象外
- ボーナスポイント対象外
これまでは現金払いでもお客様感謝デーの対象となっていたので5%OFFで購入することができていましたが、2020年4月からは5%OFFの特典がなくなってしまいます。
それだけではなくボーナスポイントも付与対象外となって今うため、現金払い派の方にとってみれば大幅な改悪となります。
だからといってイオンをよく利用される方はこれからも利用を続けていきたいですよね?
そこで4月からのWAON POINTカード代用方法について考えてみます。
2020年4月からのWAON POINTカード仕様変更内容
2020年4月からの仕様変更は冒頭でも紹介しましたが、改めて確認しておきましょう。
- 現金払い専用ポイントカードに変更
- お客様感謝デー対象外
- ボーナスポイント対象外
これだけを読むと現金専用になってしまっただけではなくてすべての特典が廃止されてしまったように感じますが、あくまでも特定日の割引サービスで対象外になってしまったのはお客様感謝デーだけなのでガッカリしすぎないでください。
- 毎月5日・15日・25日のお客様わくわくデーは対象:ポイント2倍
- 毎月10日のありが10デーは対象:ポイント5倍
ありが10デーが対象となっているのはありがたいのですが、WAON POINT5倍=2.5%還元となります。
お客様感謝デーの5%OFFの方が還元率としてははるかに優れているので今回の仕様変更は痛いですね。
WAON POINTカードの仕様変更についてWAON POINTカードと他社クレジットカードでのポイント重ね取りが不可能になる
還元率をUPさせる方法を試行錯誤して利用されていた方にとってもとても便利だったのがWAON POINTカード。
イオンマークのクレジットカードとWAON POINTカードの併用はできませんでしたが、他社クレジットカードとWAON POINTカードの重ね取りはできたので、
- WAON POINTカード:0.5%還元
- 他社クレジットカード:1%還元~
- 合計還元率:1.5%還元~
少なくとも1.5%還元にすることはできていました。
イオンマークのクレジットカードでときめきポイントを貯めても1%還元、電子マネーWAONを利用しても1%還元と考えればWAON POINTカードのポイント重ね取りはとてもお得な裏技だったわけですがとうとう封印せざるを得なくなってしまいましたね。
【2020年決定版】楽天市場でふるさと納税をするとどれくらいお得になるのか計算してみよう!2020年4月からのイオン利用の還元率攻略方法
WAON POINTカードの仕様変更(改悪)は決まってしまったことなので2020年4月からはどうやったらお得にお買い物ができるのかを考えていきます。
ただし、還元率を高めるためにはWAON POINTカードを利用していてはどうやっても0.5%還元の壁を超えることができません。
どうしても現金決済を譲れないという方は残念ながら打つ手なしとなってしまいます。
2020年4月以降もイオンでのお買い物をお得に済ませたい方はWAONカードを含むキャッシュレス決済への移行しかありませんが、キャッシュレス決済であればこれからも還元率をキープすることができるのでこの機会に検討してみましょう。
電子マネーWAONに切り替えて還元率1%で利用する
手軽に始めることが可能なのはWAON POINTカードから電子マネーWAONに切り替えることです。
以前の電子マネーWAONはご利用金額200円につき1WAON=1円の還元でしたので、還元率は0.5%でした。
ところが現在ではイオングループ限定で200円につき2WAON=2円の還元に改善されたので還元率1.0%になっています。
電子マネーWAONの還元率
- 電子マネーWAON還元率:0.5%還元
- イオングループでの電子マネーWAON還元率:1.0%還元
WAON POINTカードは現金専用カードですが、お買い物前に電子マネーWAONにチャージしてから利用するようにすればそれほど現金払いとの差は大きくありません。
少しだけ手間はかかりますが、WAON POINTカードを利用するよりも0.5%還元率の高い1.0%還元でお買い物することができます。
発行手数料は300円必要なので60,000円のお買い物までは1%還元の恩恵を受けることができません。
1年間の電子マネーWAON利用金額が60,000円に満たない方の場合は回収まで時間がかかるのでWAON POINTカードのまま利用を続けるのがおすすめです。
イオンカードセレクトを作ってオートチャージ設定すれば還元率1.5%
イオンカードはたくさん種類がありますが、クレジットカードを作るのであればイオンカードセレクトが断然おすすめです。
イオンカードセレクトの魅力
- 電子マネーWAON機能付帯でオートチャージ設定が可能
- イオングループでのクレジット決済はときめきポイント2倍:還元率1%
- イオングループ併設のATMではイオン銀行がATM手数料無料
イオンカードセレクトの魅力の中で1番といえるのがオートチャージ機能です。
イオンカードセレクトの場合はクレジットカード作成時にイオン銀行も開設することになります。
電子マネーWAONはイオン銀行と紐付けされているので預金残高からの電子マネーWAONへのチャージが可能となります。
つまり、デビットカードのように使うことが可能になります。
預金残高が減ってしまうのを見ると、自然と財布のヒモが固くなります…
オートチャージによるポイント還元は、
- イオン銀行からのオートチャージ:200円毎に1WAON
- クレジットカードからのオートチャージ:還元ナシ ※クレジットカード側で還元
となっています。
オートチャージ機能自体はイオンカード(WAON一体型)であれば利用することができますが、現金のオートチャージによるWAONポイントの還元が受けられるのはイオンカードセレクトだけ。
オートチャージの還元率0.5%と電子マネーWAON利用による還元率1%を重ね取りすることができるので、トータルの還元率は1.5%になります。
これだけの還元率になればかなり魅力的になりませんか?
さらに、イオンでお買い物するタイミングでイオン銀行ATMを利用することで時間にかかわらず手数料無料で入出金することができるのもメリットです。
イオンカードセレクト5のつく日にオートチャージしてポイント付与率UP
イオンカードセレクトでオートチャージを利用して電子マネーWAONでお買い物をすることで還元率1.5%にすることができますが、さらに還元率を高くする裏技が5のつく日にオートチャージをする方法です。
ステージの名称は現在では、
- ステージ適用なし:ブロンズ
- ステージ1:シルバー
- ステージ2:ゴールド
- ステージ3:プラチナ
に変更されていますが、5のつく日のオートチャージによるポイントUPの裏技は有効です。
5のつく日にオートチャージを駆使した場合、
- ブロンズ:2000円につき10WAON = 0.5%還元のまま
- シルバー:2000円につき15WAON = 0.75%還元にUP
- ゴールド:2000円につき20WAON = 1.0%還元にUP
- プラチナ:2000円につき30WAON = 1.5%還元にUP
還元率は最大1.5%までUPすることができます。
チャージした電子マネーWAONはイオングループで利用すれば1%還元、その他対応店舗の場合は0.5%還元なので、5のつく日にオートチャージさえ済ませてしまえば2~2.5%の還元率の高い状態で利用することが可能になります。
最大還元率2.5%は最近はやりのスマホ決済と比較してもかなりお得な部類に入るので、どれくらいお得な還元率なのかわかりやすいですね。
2020年4月からはイオンカードセレクトに切り替えよう
今回は2020年4月からのWAON POINTカードの仕様変更によってどのような影響があって、今後のイオングループでのお買い物をお得に済ませる方法はなにがあるのかを検討してみました。
結論はイオンカードセレクトに切り替えて、オートチャージを駆使してお買い物するのが1番ということがわかりました。
5のつく日にオートチャージすることで電子マネーWAONの還元率は2.5%までUPさせることができるので、WAON POINTカードで0.5%還元で現金払いするよりもはるかにお得になります。
とはいえ、この方法はイオンカードセレクトを利用すること前提となっていますので、新しくクレジットカードまで作るのは面倒だと感じる方は電子マネーWAONもイオングループでの利用は還元率1%、その他対応店舗でも0.5%還元となっているので電子マネーWAONへの切り替えがベスト。
2020年4月以降もイオングループでお得にお買い物できそうなことがわかってホッとしました。
最強のイオンカードはイオンカードセレクトなので、2020年4月以降に備えて準備しておくのもありですね。
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