キャッシュレス決済サービスの新規参入がぞくぞくと進む中でも着実にシェアを伸ばしている印象の「d払い」。
3大キャリアのひとつであるドコモのdポイントとの連携も含め、ユーザー獲得において他社よりもアドバンテージを持っていますよね。
アプリのダウンロードは500万を超えており、今後さらなる進化が期待されます。
今回はそんなd払いのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。
d払いのメリット
d払いのメリットを1つずつ挙げていきます。
印象としては、数多くのメリットがあり、全体的にバランスが取れているスマホ決済サービスといえます。
dポイントが貯まる・使える
d払いの利用によって、dポイントが200円につき1ポイント貯まります。
- dポイント還元
- ポイントカード還元
- クレジットカードの決済分の還元
さらにポイントカードやクレジット決済分の還元も含めて、ポイント3重取りが可能になっており、とてもポイントが貯まりやすいサービスといえます。
また、貯まったdポイントをd払いの支払いに充当することもできます。
dポイントは貯めてるだけで使っていない方もいるんじゃないでしょうか?
そんな方にもd払いはオススメですよ。
ドコモユーザー以外の方もキャリアフリーで使える
d払いのdはドコモのdです。
3大キャリアのドコモが提供しているキャッシュレス決済サービスということもあり、ドコモのスマホを持っていないと使えないというイメージがあると思います。
でも、d払いはキャリアフリーでソフトバンクやau、その他MVNOのユーザーであっても関係なく使えます。
サービス名をd払いとしているばっかりにドコモじゃないと使えないというイメージを持ってしまいますが、実際にはだれでも使うことができるので覚えておいてくださいね!
dアカウントさえ作ってしまえばキャリアに関係なく使うことができます。
dアカウントの作成はこちらからもリンクで飛べます。
ネットショッピングで使える
d払いは、実際にお店での支払いで利用できるだけではなく、ネットショッピングでの支払いでも使えます。
対応しているサービスは幅広くてとても便利ですよ。
例えば、「Jリーグチケット」の購入にもd払いを使うことができます。
貯まったdポイントを使って、サッカーを見たなんて人も結構多いのではないでしょうか?
ただ、d払い事態はキャリアフリーで使うことができますが、ネットショッピングに関しては、ドコモのキャリア利用しているかどうかによってサービスの範囲が異なります。
詳しくはデメリットの方でまとめていますのでごらんください。
サービス拡大予定
d払いはアプリダウンロード500万を突破し、順調にスマホを用いたキャッシュレス決済サービスとしての地位を確立してきています。
今後の展開として、より利便性を高めたサービスの拡大を予定しています。
主なポイントは2つあります。
- ウォレット機能追加
- d払いミニアプリ
ウォレット機能の追加によって、d払いで個人間送金・送ポイント機能を利用できるようになりますし、割り勘も対応できるようになります。
さらに、現金チャージにも対応する予定です。
d払いミニアプリでは、d払いアプリ内で加盟しているお店のサービスをシームレスに利用できます。
例えば、加盟店の商品を予約して注文し、d払いで事前に決済をすることでスムーズな受け取りが可能になります。
タクシーの配車予約から支払いまでをd払いのミニアプリで済ませることも可能になります。
配車アプリで予約して、近くに到着したら自分のスマホに電話がかかってきてタクシーに乗り込む。
こんな感じのサービスになっていくんじゃないでしょうか?
中国では実際にこのようなサービスが普及しています。
スマホに直接電話がかかってくる点がサービス元がドコモである最大のメリットになりそうですね。
配車サービスは中国ではすごく普及しているけど、個人情報もダダ漏れなイメージだなぁ…
具体的なサービス内容は2019年の秋以降に発表されるみたいよ。
どんなセキュリティの対策がどんな感じかチェックしておきたいわね!
d払いのデメリット
全体的にサービスのバランスが良く、目立つような弱点がないのが「d払い」です。
ただ、そんなd払いでもデメリットはあるので、ここで詳しくまとめていきます。
ドコモユーザーか否かでサービスの範囲が異なる
さきほどのネットショッピングの件でも触れましたが、サービスの範囲に関してはドコモのスマホを利用している人とそうではない人で違いがあります。
最も大きな点としては、Amazon(アマゾン)での利用です。
Amazon(アマゾン)はd払いに対応しているのですが、残念なことにd払いを使えるのはドコモの回線を契約している人だけです。
その他にも、スマホ料金と合算して料金を支払う「ドコモ払い」に対応しているネットショッピングはドコモ利用者限定のサービスとなります。
そういった意味では、d払いのデメリットとして、「ドコモユーザー以外はAmazonでd払いが使えない」というのが挙げられます。
d払いのキャンペーンのインパクトがイマイチ
キャッシュレス決済サービスといえば、PayPayやLINE Payなどでおこなわれた大規模な還元キャンペーンが魅力です。
もちろん、PayPayやLINE Payも新規ユーザー獲得と継続的に使ってもらうために資金を注ぎ込んでいたことは間違いないです。
しかし、d払いに関してはこれらの大規模&大還元キャンペーンと比べるとインパクトは少し小さく感じます。
現状実施しているキャンペーンでも、還元されるのは300円ぐらいですし、リリース直後でも、最大1000円ぐらいの還元が限界でした。
サービスとしての利便性が高く、dポイントとの連携も含めると他社よりもアドバンテージを有していると考えられるため、こういったキャンペーン自体は控えめに行なっているといえます。
d払いのメリット・デメリットまとめ
今回はd払いのメリットとデメリットをまとめました。
ドコモは、通信事業やdポイントを軸にさまざまなサービスを展開しており、その1つがd払いとなっています。
ドコモが提供する各種サービスとd払いを連携することによって、他のキャッシュレス決済にはない価値を創造しており、その利便性がメリットとしてユーザーに還元されています。
こういった意味では、d払いはトータル的にあらゆる面で優れたキャッシュレス決済サービスといえます。
アプリの操作性も良く、利便性も高い、今後も新たな機能が増えていくことを考えると非常に成長が楽しみですね。
【まとめ】d払いのポイント還元率やキャンペーンをわかりやすく解説
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