マイナポイント事業はキャッシュレス決済と紐付けすることで25%還元、最大5000円分のマイナポイントがもらえるとてもお得な事業です。
ただし、紐付けすることができるキャッシュレス決済は1つだけなので慎重に、じっくりと選ぶ必要があります。
マイナーなキャッシュレス決済を選んでしまうと使い勝手が悪いうえに利用できる店舗が少なくなるという悪循環の原因になってしまいます。
だったら利用できる店舗が急速に増えているスマホ決済の中でマイナポイントとの紐付けにおすすめなものはないか気になりますよね?
そこで、マイナポイント事業との紐付けにおすすめなスマホ決済を考えてみましょう。
マイナポイントと紐付けするとマイナポイント+追加還元がもらえるキャッシュレス決済についてまとめていますので参照ください。
マイナポイントと紐づけすると追加還元がもらえるおすすめのキャッシュレス決済一覧
マイナポイントは2万円のお買い物で最大活用できる
マイナポイント事業はマイナンバーカードと紐付けしたキャッシュレス決済を25%還元で利用することができるとてもお得な事業ですが還元上限は5,000円までとなっています。
つまり、
- お買い物/チャージ金額20,000円 × 還元率25% = マイナポイント上限5,000円
ということ。
上限の5,000円以上のお買い物についてはキャッシュレス決済の還元しか適用されないため、うっかり25%還元と勘違いしてお買い物しないように注意しましょう。
マイナポイントと紐付けするおすすめのスマホ決済はどれ?
マイナポイント事業で紐付けすることができる決済手段はキャッシュレス決済です。
キャッシュレス決済が対象となるので、当然クレジットカードも対象のはずですが2020年4月時点ではクレジットカードは登録されていません。
登録済みのキャッシュレス決済サービスはこちらで確認することができます。
現時点で確認できるキャッシュレス決済はQRコードの読み取りにより決済するスマホ決済とWAONやSuicaのような電子マネーのみとなっています。
この中でもスマホ決済に絞って、
- スマホ決済自体の還元率
- 利用可能な店舗の数
この2つのポイントに絞ってどのスマホ決済がおすすめなのかを検討してみます。
スマホ決済の還元率では安定のau Payがおすすめ
通常 還元率 |
キャンペーン 還元率 |
クレジットカード 重ね取り |
クレカ還元等込み 最大還元率 |
達成 難易度 |
|
au Pay | 0.5% | – | 〇 | 1.5% | 〇 |
PayPay | 0.5% | 1.5% | YJカードのクレカ還元対象外 | 1.5% | × |
LINE Pay | 0.5% | 3.0% | チャージ&ペイに含まれる | 3.0% | △ |
楽天ペイ | 0.0% | 1.0% | 〇 | 1.0% | 〇 |
d払い | 0.5% | 7.0% | dポイントスーパー還元プログラムに含む | 7.0% | × |
主要スマホ決済の還元率はざっとこのような感じになります。
d払いの還元率7%が飛びぬけて還元率が高いように見えますが、これはドコモユーザーかつ還元条件を満たすドコモ系サービスを利用している場合のみ7%還元を達成することができます。
dカード以外のクレジットカードを紐づけた場合の還元率はゼロになってしまいますので、ドコモユーザー以外はチャージして使うしか方法がありません。
この場合の還元率は0.5%ですので、d払いの実質的な還元率は0.5%と思ってよいでしょう。
一方、au Payは生活応援企画のキャンペーン開始により、すべてのau Payユーザーが還元率1%で利用可能になりました。
auユーザーであればかんたん決済でスマホ料金とまとめてクレジットカードで決済することができるため、簡単に2%還元を達成することができます。
PayPayやLINE Payの還元率条件がかなり厳しいことを考慮すると、最低でも1%還元が約束されるau Payが1番おすすめのスマホ決済といえそうです。
au Payの生活応援キャンペーンはローソン限定に変更されましたので現在では通常還元の0.5%還元のみ。
それでもau PAYカードやauかんたん決済で利用すると1.5%還元なので他のスマホ決済に比べると高い還元率で利用しやすいでしょう。
楽天ペイは通常還元はゼロですが、2020年7月からは楽天ポイントの利用でも1%還元になるので楽天市場のお買い物マラソンと組み合わせて利用すると期間限定ポイントの消費に最適です。
利用可能店舗数ではPayPayがどこでも使えて便利
スマホ決済が利用できる店舗はすごいスピードで増えていますが、やはり導入している店舗の数であればPayPayの右に出る企業はありません。
導入が簡単ということもあり、街中の小さなお店でも対応しているのがPayPayの特徴ですね。
コンビニなどの店舗ではほとんどのスマホ決済を利用することができますが、個人経営の街のケーキ屋さん、美容室などですべてのスマホ決済に対応することは難しい面があります。
その点、PayPayは導入費用がかからないので店舗側としてもメリットがあります。
どこでも使いやすいメリットを取るのであればPayPayを選んでおいて間違いないでしょう。
スマホ決済の利用店舗数についてはこちらの記事でまとめているので参考にしてください。
電子マネーはWAONかnanacoがおすすめ
- WAON
- nanaco
くらいしか選択肢がないというのが現状です。
WAONについては特に説明もいらないとは思いますが、マイナポイント事業に紐付けすることでWAONを利用できるイオン系列のお店が25%還元になります。
普段どれくらいWAONを利用しているかを思い出してみてください。
マイナポイント事業の期間は2020年9月から2021年3月末までとなっており、付与されたマイナポイントの利用期限は未定ですが2021年3月をメドに使いきれるくらいの利用頻度があるかどうかでWAONを検討しましょう。
一方、nanacoはセブンイレブンで使うことができる電子マネーですが、
- マクドナルド
- CoCo壱番屋
- 吉野家
- 餃子の王将
- ビックカメラ
- サンドラッグ
- スギ薬局
などでも使うことができます。
WAONに比べると利用できる店舗のバリエーションが多いのでマイナポイント事業をnanacoに紐付けするのもいいですね。
もちろん、セブンイレブンの利用もnanacoの還元込みで25.5%還元となります。
セブンイレブンでしか買えない蒙古タンメンが25%OFFになると考えれば魅力的ですね。
nanacoが使えるお店はこちらでも確認できるので参照ください。
マイナポイント事業はどのキャッシュレス決済と紐付けしますか?
今回はマイナポイント事業に紐付けするキャッシュレス決済はどれがおすすめなのかを検討してみました。
普段のお買い物からいろいろな店舗でお得に利用していきたいのであればスマホ決済がおすすめです。
電子マネーはWAONやnanacoくらいしか選択肢がありませんし利用できる店舗が絞られるデメリットはありますが、たとえば餃子の王将のようなスマホ決済は対応していないのにWAONやnanacoが使える店舗もあるので一極集中でマイナポイントに紐付けするのもアリです。
どのキャッシュレス決済と紐付けするかの大まかな目安は、
- 還元率にこだわるならau Pay
- 利用できる店舗数にこだわるならPayPay
- 用途を絞ってお得に利用するならWAONやnanaco
このように考えるとわかりやすいですね。
マイナポイント事業に申し込むにはマイナンバーカードは必須です。
マイナンバーカードの発行にはだいたい1ヶ月程度かかるので興味がある方は早めにマイナンバーカードを発行しておきましょう。
マイナポイントと紐付けするとマイナポイント+追加還元がもらえるキャッシュレス決済についてまとめていますので参照ください。
マイナポイントと紐づけすると追加還元がもらえるおすすめのキャッシュレス決済一覧
コメント
スマートフォンは持っていないので、区役所パソコンでマイナポイントの申し込みはしました。IDも取得しました。
ナナコカードをマイナポイントに紐付けるのを、店頭のコピー機かセブン銀行機で出来るでしょうか。
マイキーIDを取得されてマイナポイントの予約はされたけれど申込まではされていないということであっているでしょうか?
nanacoカードとの紐づけはマイナポイントの申込み時に記入する決済サービスIDの入力で完了します。
決済サービスIDはnanacoカード裏面に記載されているnanaco番号になります。
こちらのリンクの④キャッシュレス決済サービスを1つだけ選択((マイナポイントの申込み)が完了されていない場合は店頭のコピー機もしくはセブン銀行ATMからも申込みが可能です。
こちらのリンクを参照されてください。
https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/about/
https://www.nanaco-net.jp/material/pdf/information/mynumbercardpoint.pdf
すでにnanacoカードで申込みが完了されている場合は決済サービスIDとしてnanaco番号を入力されているはずなので紐づけは完了しています。
マイナポイント事業が開始する9月以降に利用されますとマイナポイントが還元されます。
追加でご不明点がありましたらご質問ください。