消費税ポイント還元事業は2020年6月までで終了して、次の政府主導の還元事業としてマイナポイント事業が2020年9月から開始されます。
マイナポイント事業は、
- マイナンバーカードをキャッシュレス決済と紐付けする
ことで最大5000円分の還元を受けることができます。
ただし、この5000円は政府による還元のみで、これとは別にキャッシュレス決済独自での還元キャンペーンを始めることでユーザー獲得を狙う動きが出てきました。
そこで今回はマイナポイントと紐づけすると追加還元がもらえるおすすめのキャッシュレス決済一覧をご紹介します。
- マイナンバーカードを作成して事前準備を済ませる
- マイナポイントと紐付けすると追加還元があるキャッシュレス決済
- LINE Pay:毎月5枚割引クーポン×3ヶ月間上乗せ
- au PAY:au PAY残高へのチャージで最大1,000P付与
- d払い:d払い(dカード)の申し込みで+2500Pの上乗せ
- PayPay:抽選で最大100万円のPayPayボーナスが当たる
- ファミペイ:マイナポイント申し込み先着10万名まで500円相当のFamiPayボーナスを付与
- メルペイ:メルカリ5%還元、チャージで1,000P付与+ポイント山分けキャンペーンなど多数の追加還元を準備
- J-Coin Pay:申し込みで500円付与
- WAON:特典10%で最大2000WAONを付与
- Suica:JRE POINTに登録したSuicaで申し込むと1000P付与
- nanaco:申し込みで500nanaco付与、さらに2万名に抽選でnanacoポイントを付与
- ゆうちょペイ:新規ダウンロードで500P・マイナポイント申込で1500Pもらえる
- 追加還元も考慮してマイナポイントを申し込もう
マイナンバーカードを作成して事前準備を済ませる
マイナポイント事業に申し込むためにはマイナンバーカードが必要となります。
私もそうでしたが、利用機会がほとんどないため通知カードのままという方も多いはずです。
この通知カードですが、2020年5月25日で廃止となり、現在では個人番号通知書に変更されています。
通知カードは令和2年5月25日に廃止され、マイナンバーの通知は個人番号通知書を送付する方法により行われます。
既に通知カードをお持ちの方については、通知カードの再交付や氏名、住所等に変更が生じた際の通知カードの記載の変更は行われませんが、当該通知カードに記載された氏名、住所等が住民票に記載されている事項と一致している場合に限り、引き続き通知カードをマイナンバーを証明する書類として利用できます。
<参照: 総務省 > マイナンバー制度とマイナンバーカード >
マイナポイント事業に参加するためにはマイナンバーカードを申し込みするしかありません。
通知カードが廃止されたことにより順次マイナンバーカードに移行していく必要があることも考えると、この機会にマイナンバーカードを発行しておくのがよいかもしれませんね。
とりあえず、最大5000円までの25%還元の恩恵を受け取ることはできますよ。
マイナポイントと紐付けすると追加還元があるキャッシュレス決済
マイナポイントは1度紐付けすると変更はできませんのでマイナポイントと紐付けしてもらうことができれば事業終了後も継続して利用してもらえる可能性が高まります。
このため、キャッシュレス決済サービスを提供する側もユーザー獲得機会の一環として追加還元のキャンペーンを発表しています。
ここではすでに発表されているものをベースに追加還元の発表がされたキャッシュレス決済を順次追加していきます。
LINE Pay:毎月5枚割引クーポン×3ヶ月間上乗せ
LINE Payのマイナポイント申込特典は、
- 3ヶ月間割引クーポン5枚上乗せ
というもの。
割引クーポンは対象店舗でのお買い物100円引き or 5%OFFとなりますが、5%OFFのクーポンは割引上限はないのでお買い物によっては100円引きよりもお得になります。
ただし、8/25までに申し込んだ方限定の追加還元キャンペーンですのでご注意ください。
3ヶ月間で合計15枚のクーポンをもらえるので実質1500円還元と考えればお得ですね!
LINEポイントクラブのクーポンは1度利用した店舗のクーポンは使えない仕様なので、クーポンをもらっても使う店舗がない、なんてことにならないかが心配です。
マイナポイント事業の還元はLINEポイントでされるのでマイランク上げにもってこい。
VISA LINE Payカードでチャージ&ペイの還元率3%を目指している方におすすめです。
au PAY:au PAY残高へのチャージで最大1,000P付与
au PAYのマイナポイント申込特典は、
- au PAY残高へのチャージで最大1,000P付与
となります。
こちらはPontaポイントとして付与されるのではなくau PAY残高としての付与となります。
- マイナポイントはau PAY残高として付与
- 即時付与
- 追加還元分は20%還元なので5,000円チャージで上限到達
- au PAY残高利用時の0.5%還元はPontaポイントで還元
合計還元率は30%OVERになるのでになるのでお得ですね。
ただ、できればau PAYの利用に対してマイナポイント付与の方が還元率としては高くなっていたのは残念。
au PAY残高へのチャージによる囲い込み狙いですね。
d払い:d払い(dカード)の申し込みで+2500Pの上乗せ
d払いのマイナポイント申込特典は、
- d払いの申し込みで+1500P付与
- d払いを申し込んで2万円分のチャージ or お買い物で+1000P付与
- dカード選択の場合は500P付与
となります。
dポイントはローソンのお試し引換券に利用することができるので2~3倍の価値はあると考えてください。
そう考えるとd払いを選ぶことでもらえる2500Pは5,000円~7,500円の価値があるといえますね!
また、付与されるマイナポイントは、
- 即時付与
- マイナポイント事業により付与されるdポイントである
- 有効期限はdポイントに準ずる
と規約には記載されていますので、付与されるマイナポイントもローソンのお試し引換券に利用できそうですね。
ローソンありきではありますがお試し引換券への交換を駆使することでマイナポイントに紐付けするキャッシュレス決済の中では1番お得になるでしょう。
さらに、d払いでは2020/9/1~2020/10/31までの間に銀行チャージすると最大1,000Pもらえるキャンペーンを開催しています。
マイナポイント事業はすでにはじまっているので実質1,000P上乗せのようなものですね。
銀行チャージでポイントプレゼントキャンペーン詳細 ※1度にチャージした最大金額に応じてポイント付与 |
|
1回のチャージ金額 | 獲得dポイント |
10,000円以上 | 500P |
20,000円以上 | 800P |
30,000円以上 | 10,00P |
マイナポイント事業では2万円分のチャージで上限まで取り切れますので、とりあえず2万円分の800P狙いでチャージするのもアリだと思います。
残りの200Pについては1万円で200Pなので実質2%、d払い利用で戻る0.5%還元含めても2.5%還元です。
ここまで考慮して3万円チャージしても悪くないですね。
PayPay:抽選で最大100万円のPayPayボーナスが当たる
PayPayのマイナポイント申込特典は、
- 100万円相当のPayPayボーナス付与:10名
- 5万円相当のPayPayボーナス付与:150名
- 5,000円相当のPayPayボーナス付与:1,500名
- 500円相当のPayPayボーナス付与:15万名
となっています。
他のキャッシュレス決済が定額で追加還元しているのに対してPayPayの場合は抽選となっていて、しかも最大100万円分のPayPayボーナスが当たるかもしれないという夢があります。
8/31までに申し込みを完了した方の中で抽選をおこなうので、一発夢を見たい方におすすめです。
ただし、抽選に漏れてしまうと5,000円分の還元しかもらえないデメリットがあることはお忘れなく。
PayPayはキャンペーン打つのがうまいですね!
申込される方が増えると当選確率は下がってしまうのでよーく考えて選びましょう!
ファミペイ:マイナポイント申し込み先着10万名まで500円相当のFamiPayボーナスを付与
キャッシュレス決済の中で1番に追加還元を発表したのがファミペイ。
内容は
- マイナポイント申し込み先着10万名まで500円相当のFamiPayボーナスを付与
となっているので、マイナポイント事業の還元上限5000円分と合計で5500円の還元になります。
これでトータルの還元率は27.5%になります。
デメリットは主にファミリーマートでしか利用することができないことですね。
マイナポイント事業は2021年3月31日で終了するので期限内で使いきれるかどうかも考慮して選びたいところですね。
メルペイ:メルカリ5%還元、チャージで1,000P付与+ポイント山分けキャンペーンなど多数の追加還元を準備
メルカリが提供するメルペイもマイナポイント事業での追加還元キャンペーンを開催します。
メルカリの場合は、
- メルカリ内のお買い物で最大1000円まで5%還元
- 最大1,000万円分当たるポイント山分けキャンペーン
- チャージ金額の10%をポイント還元,最大1,000P付与
となっています。
メルペイはiDに対応しているのでキャッシュレス決済の中でもNo.1の決済スピードを誇るのでとても便利です。
スマホ決済などのQRコードを読み取るタイプの決済方法は立ち上げまでの操作に多少の時間がかかりますが、iDであればリーダーにかざすだけで決済完了なのでとてもスマートなお支払いが可能です。
完全に後出しジャンケンで還元内容を追加してきたメルカリさんですが、チャージ金額の10%をポイント還元して最大1,000P上乗せして最低限のサービスを行いつつ、最大の魅力ポイント山分けキャンペーンをいれてきました。
ポイント山分けキャンペーンの詳細 | ||
等級 | 付与ポイント | 当選者数 |
1等 | 1,000万P | 1名 |
2等 | 100万P | 10名 |
3等 | 50,000P | 150名 |
4等 | 5,000P | 1,500名 |
5等 | 500P | 130,000名 |
1等の付与ポイントはなんと1,000万P!
1,000万P=1,000万円と同じなのでこれは正直やりすぎでしょう…
夢がありすぎますね!
100万Pも10名なのでPayPayと同等。
あたりのパイは同じなのであとは申し込みの分母がどれくらい増えるかで当選確率が変わってきますね!
最低でもチャージで1,000Pは追加還元もらえるのでメルカリを選んで後悔することはないでしょう。
まだメルカリ・メルペイをはじめていない方は招待コードを入力すると500Pもらえます。1P=1円ですのでとてもお得ですよ!
招待コード:KYDAHN
J-Coin Pay:申し込みで500円付与
J-Coin Payのマイナポイント申込特典は、
- 申し込みで500円付与
となっています。
申し訳ありません、私はこのペイサービス知りませんでしたのであまり詳しくありません。
J-Coin Payが使えるお店はこちらから確認できます。
ドラッグストアが多いのと関西圏で利用できるお店が多い印象ですね。
申込特典は500円ですが、ダウンロードがまだの方は紹介コードの入力でさらに200円もらえるので実質700円付与となります。
ここまでくれば悪くないかもしれませんね。
WAON:特典10%で最大2000WAONを付与
< WAON > マイナポイント事業 >
電子マネーWAONでマイナポイントの申し込みをすると、
- WAON特典として10%分、最大2000WONを付与
してくれるので還元率は35%になります。
ただし、これはキャンペーン特典分で計算した還元率なのでイオンカードセレクトでのオートチャージ還元率最大1.5%を上乗せすると36.5%還元になります。
WAONはイオンに限らず、利用できる店舗はかなり多くなっているので使いやすいですね。
なお、WAONのマイナポイント付与はチャージが対象なので先に2万円分チャージしてしまえばマイナポイントは取り切れてしまうので、あと残りいくらまではマイナポイントの還元対象で・・・といった計算は不要です。
マイナポイント付与の対象となるチャージ方法は、
- 現金チャージ
- クレジットチャージ
- オートチャージ
が対象ですが、ポイントチャージのみ対象外です。
現時点では1番魅力的な追加還元かもしれませんね。
WAONのマイナポイント事業に関する質問も充実しているので参考にしてください。
Suica:JRE POINTに登録したSuicaで申し込むと1000P付与
Suicaのマイナポイント事業申込特典は、
- JREポイントに登録したSuicaでの申し込みで1,000P付与
となります。
交通系電子マネーで1,000Pもらえると通勤などで利用できるので便利ですが、Suicaといえば楽天カードからのチャージで0.5%還元になることが発表されたばかり。
マイナポイント事業と合わせて利用することでさらに100P分が戻ってきます。
ここまで合わせて考えると合計1,100Pの追加還元になりますね。
マイナポイントの付与条件はチャージとなっているので、最初にまとめてチャージして全額取り切ってしまうこともできますよ。
nanaco:申し込みで500nanaco付与、さらに2万名に抽選でnanacoポイントを付与
nanacoのマイナポイント申込特典は、
- 申し込みで500nanaco付与
- 3,000円(税込)を1口として2万名の方にnanacoポイントをプレゼント
まずは申込特典で500nanacoを付与して、抽選に当選すれば最大で50,000nanacoポイントが当たるチャンス付となっています。
抽選キャンペーンの方はこのようになっています。
最大5万nanacoが当たる抽選キャンペーン詳細 | ||
等級 | nanacoポイント付与数 | 当選者数 |
1等 | 50,000 nanaco | 500名 |
2等 | 10,000 nanaco | 1,500名 |
3等 | 5,000 nanaco | 3,000名 |
4等 | 1,000 nanaco | 5,000名 |
5等 | 775 nanaco | 10,000名 |
当選者数は2万名ですし、50,000nanacoポイントの枠は500名なので当選確率はかなり低いですね。
ちょっと夢みたい方には選択肢の1つとしてありかもしれませんが、だったらPayPayの方がおすすめです。
ゆうちょペイ:新規ダウンロードで500P・マイナポイント申込で1500Pもらえる
ゆうちょペイがマイナポイント事業にやる気を出してきたのが少し意外でしたが、ゆうちょペイの追加還元は、
- 7/1〜8/31に新規ダウンロードおよび口座登録完了:500P付与
- マイナポイントに申込:1500P付与
ダウンロードされていない方は最大2000P、すでにダウンロードして登録が完了している方は1500Pもらえるというもの。
還元内容としてはWAONと同レベルの魅力的な内容ですがゆうちょペイってどこで使えるんですかね・・・と思い調べてみるとこんな感じでした。
< ゆうちょペイが使えるお店 >
思っていたより多いんですね!
これなら上限いっぱいまで使い切ることができそうです。
セキュリティの問題が指摘されてはいましたが、そこさえクリアになっているのであればゆうちょペイもありですね。
ほとんどの方が使っていないと思いますので最大2000Pはおすすめです。
追加還元も考慮してマイナポイントを申し込もう
今回はマイナポイントを紐付けすると追加還元をもらえるキャッシュレス決済について紹介しました。
マイナポイント事業だけでも25%還元なのでとてもお得ですが、そこにキャッシュレス決済サービス側でさらに追加還元を用意してもらえるのでさらにお得ですね。
ただし、マイナポイントの紐付けは1つしかできず、申し込み後は変更することもできません。
追加還元についてはよーく考えてから申し込みするようにしましょう。
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