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ガソリンが安い特売日だからといってワザワザ入れにいくメリットはなし?スタンドまでの距離と割引価格で損益分岐点を判断しよう!

ガソリンが安い特売日だからといってワザワザ入れにいくメリットはなし?スタンドまでの距離と割引価格で損益分岐点を判断しよう!

車を持っているならガソリンは必須なのでガソリン価格ももちろん気になりますよね。

当然、特売日だったら普段よりも安くガソリンを入れることができてお得になるのは確かですが、わざわざガソリンを入れにお出かけするのは本当にメリットがあるんでしょうか?

ガソリン安いから入れに行くか!

と安易に判断してしまうとよくありません。

今回は特売日にガソリンを入れに行くメリットがあるのかどうかを改めて考えてみます。



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特売日は確かにガソリンを安く入れることができる

ガソリンスタンド

ガソリンの価格は日々変動していますが、大事なのはガソリンの価格が変動することよりも特売日でどれくらい価格が安くなっているかの方が重要です。

私がよく給油するコスモ石油では特売日になるとガソリン価格が3円安くなります。

これをベースとして考えると、

  • 10L入れた場合:30円のお得
  • 20L入れた場合:60円のお得
  • 30L入れた場合:90円のお得

タンクがおよそ空っぽになった状態で給油すれば30Lくらいは入るでしょうから90円くらいのお得にはなると考えてよいでしょう。

ガソリンスタンドまでの距離はどれくらいですか?

ガソリンスタンドまでの距離

次に考えておかなければならないのは自宅からガソリンスタンドまでの距離です。

最寄りのガソリンスタンドまでの距離はどれくらいでしょうか?

最寄りのガソリンスタンドがあまり安くなかったら行きつけのガソリンスタンドにいきますよね?
そこまでの距離はどれくらいでしょうか?

所有している車の実燃費が15km/Lと仮定して計算すると、

 

実燃費(15km/L)から計算する給油によるガソリンの損失額
ガソリンスタンドまでの往復距離 消費するガソリン量 ガソリン価格 消費したガソリン金額
3 km 0.20 L 125 円 25 円
5 km 0.33 L 41 円
10 km 0.67 L 84 円

ガソリンスタンドまでの距離が遠ければ遠いほどガソリンを消費してしまうため、燃料代の損失が出るのはわかると思いますが、実際の金額に直してみると意外とリアルな数字なんですよね。

ガソリンスタンドまでの往復距離が5kmだった場合、燃費分の損失は41円。

これは特売日でリットルあたり3円安くなったと仮定した場合の10L分の利益よりも大きく、20L・30L分の利益の大半をガソリンを給油するだけで消費してしまっていることになります。

ガソリンスタンドまでの移動時間だって損失なので、ガソリンを入れる目的だけで出かけるという行為がどれくらいもったいないことなのか気づくことができましたね。



ガソリンを入れに行くのはどこからお得?損益分岐点で確認

ガソリン給油の損益分岐点 (実燃費15km/Lの場合)
スタンドまでの
往復距離
消費した
ガソリン金額
給油量10Lのお得分
(特売日-3円で計算)
差額 給油量20Lのお得分
(特売日-3円で計算)
差額  給油量30Lのお得分
(特売日-3円で計算)
差額
3 km 25 円 30 円 + 6円 60 円  + 35円 90円
+ 65円
5 km 41 円 – 11円 + 19円 + 49円
10 km 84 円 – 54円 – 24円 + 6円

最後にガソリンを給油するためだけに出かける場合の損益分岐点を確認しておきます。

といっても、これまで紹介した表を1つにまとめただけです。

ガソリンスタンドまでの往復距離が10kmある場合、特売日でお得になった分のほとんどが往復のガソリン代に消えてしまっています。

最寄りのガソリンスタンドまで5km、往復で10kmは遠すぎる気がしますが、田舎の方に行くとこれくらい離れている状況もあり得るんですよね。

損益分岐点としては特売日に30Lほど給油すれば往復10km離れていてもお得にはなりますが、お得分のほとんどが行き帰りのガソリン代で消えてしまうということを覚えておきましょう。

ガソリンは出かけたついでに給油するのがベスト

特売日に給油に行くことはお得ではあるけど、給油のためだけに出かけるのであればそれほどメリットはないことは理解いただけたと思います。

じゃあ、いつ給油すればいいのさ?

出かけたついでに給油したらいいんじゃない?

これが答えですね。

「ついで」だから、他の目的地への道中で給油するのでガソリン代は無駄にはなりません。

ガソリンは特売日のことなんて気にせず、お出かけのついでに給油してしまうのがベスト。

いつでも給油しやすいようにガソリン割引のクレジットカードを作っておく

プライスダウン

ただし、どうせならガソリンが安くなる専用のクレジットカードやプリペイドカードは忘れずに準備しておきたいですね。

たとえばコスモ・ザ・カード・ハウスやイオンカードであればコスモ石油の給油が会員価格になります。

これだけで3円引きになるので、特売日でなくても特売日と同じくらいの価格で給油できます。

もちろん、特売日ならさらに安くはなるのですが、特売日の価格でいつでも給油できる状態にしておくことで「特売日にワザワザ給油に出かける」ということをしなくてもよくなります。

行きつけのガソリンスタンドに割引となるカードがある場合は発行しておいて、出かけたついでに給油して帰る、これが1番お得なガソリンの給油方法です。

お出かけついでにガソリンを入れよう!

今回は特売日にガソリンを入れにお出かけするのがお得なのかどうかを検討してみました。

特売日と通常営業日ではだいたい3円くらいガソリン価格が変動しますが、3円安くなったところで30L給油しても90円のお得にしかなりません。

それをガソリンを入れる目的だけでお出かけすると往復のガソリン消費だけでお得分の大半を失ってしまうことになります。

 

このため、給油は特売日にこだわらず、お出かけついでに済ませてしまうのがベストといえます

欲しいものをリストアップしておいて、特売日が来たらお出かけするのもアリですね!

みなさんもこれからはお出かけついでの給油を意識してみてくださいね。



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