PayPayでは利用額の0.5%がPayPay残高として還元されますが、とにかく還元率にこだわってクレジットカード選びをしたいのであれば Yahoo! JAPANカード一択です。
理由は簡単。
PayPayはヤフーとソフトバンクが共同で運営しているからです。
自社が発行しているクレジットカードを使ってもらえれば還元率もアップします、というのはよくある話ですしYahoo!JAPANカードを利用しているお客様に還元したい、という意味合いもあるのでしょう。
とにかく、還元率を極めるのであれば Yahoo! JAPANカード以外選ぶものがありません。
今回はPayPayを利用するのであれば検討しておきたい Yahoo! JAPANカードについてまとめます。
Yahoo!JAPANカードの特典
Yahoo!JAPANカードにはお得な特典がたくさんありますが、特典の内容があなたのクレジットカードの使い方や使うお店などにマッチしているかどうかも重要です。
特典が得られるお店はあるけど、私の行かないお店ばかり…なんて状況ではせっかくの特典の恩恵を得られませんからね。
Tカード付帯型なのでTカードとしても使うことができる
Yahoo!JAPANカードはTカード付帯型のクレジットカードなのでわざわざTカードを持ち歩かなくてもYahoo!JAPANカードがあればOK!
手持ちのTカードをYahoo!JAPANカードにまとめてしまえば持ち歩くカードを減らすことができます。
- Tカードと連携しているお店:クレジット払いでもカードを提示して現金払いのどちらでもOK
- Tカードと提携していないお店:クレジット払いでTポイントがたまる
Yahoo!JAPANカードは利用金額の100円につき1ポイントがTポイントとして還元されます。
もちろん、Tカード提携店ではYahoo!JAPANカードをクレジットカードとして利用しなくても提示するだけでTポイントがためることができます。
Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用はTポイントが3倍
Yahoo!JAPANカードはYahoo!ショッピングやLOHACOをよく利用される方にはうれしい毎日Tポイント3倍の特典がついています。
ただし、3倍のうちの1倍分については期間固定Tポイントになるため、
- Yahoo!JAPAN
- LOHACO
- GYAO!
以外のサービスでは利用することができません。
つまり、Tポイントは2倍還元になってしまいます。
Yahoo!JAPANやLOHACOをよく利用されるのであればあまり気にならないかもしれませんが、あまり利用されない方にとってはもったいなく感じてしまうかもしれませんね。
Yahoo!JAPANカードはnanacoカードへのチャージが可能
nanacoはセブンイレブンの電子マネーであることはよくご存じかと思います。
nanacoは100円(税抜)のご利用につき1ポイントもらえます。
1ポイント=1円なので、電子マネーに交換して使うことができます。
- セブンイレブン:nanacoカード
- ファミリーマート:Tカード
- ローソン:PONTAカード
各コンビニでポイントがもらえるカードは決まっていますが、セブンイレブンだけは電子マネーのnanacoを利用することでしかポイントがもらえません。
このため、セブンイレブンはよく使うけど、わざわざnanacoカードに現金チャージしてまでつかいたくないなと思っていた方も多いんじゃないかな?と思います。
実はYahoo!JAPANカードであればnanacoカードへのチャージが可能なんです。
しかも、nanacoへのチャージでチャージ金額の0.5%がTポイントとして還元されます。
- Yahoo!JAPANカードからnanacoへのチャージ:チャージ金額の0.5%がポイントとして付与される
nanacoカードを使うためにはチャージが必要ですが、Yahoo!JAPANカードであればチャージの段階で0.5%のポイントが還元されます。
さらにご利用額の100円(税抜)につき1ポイントが還元されるので1%から最大で1.5%※1がnanacoポイントとして還元されます。
セブンイレブンをよく利用される方に Yahoo! JAPANカードはオススメです。
年会費無料【Yahoo! JAPANカード】※1_最大1.5%の還元となる理由は、nanacoの利用については100円(税抜)につき1ポイントなので、199円(税抜)でも1ポイントしかもらえないため。このため、最も還元率の低いケースだと約1%の還元となります。
Yahoo!JAPANカードは申し込みから1週間でお届け
Yahoo!JAPANカードの魅力はとにかく申し込みからお届けまでが早いことです。
クレジットカードを申し込むときって、ポイントの還元率がよかったり、なにかしらのメリットがあるから申し込むわけですが、申し込みから1ヶ月後にようやく手元にカードが届くと待ちくたびれた感がありますよね。
その点、Yahoo!JAPANカードであればたったの1週間で手元に届くので、すぐに使い始められます。
使ってみようかな、と思った気持ちを逃さないヤフーの精神がみてとれますね。
Yahoo!JAPANカードのデメリット
メリットばかりお伝えしても「なにかあるでしょ、悪いところ」と思ってしまいますよね?
もちろん、Yahoo!JAPANカードもいいところばかりではないので、デメリットについても紹介します。
決済額100円未満については切り捨てになるのでポイント還元率が悪くなる
クレジットカードはどこのカード会社でもだいたいがご利用金額に応じてポイント付与をおこなって還元していますよね。
この時のポイント数がいくらになるかの計算は
- 当月の利用金額 × 還元% = 付与されるポイント数
で決まりますよね。
わかりやすくいうと、当月決済額が10,000円で、ポイント還元割合が1%だとすると、
- 10,000円 × 0.01 = 100ポイント
となるはずです。
しかし、Yahoo!JAPANカードの場合は、決済毎にポイント計算をおこなっています。
このため、100円以下の端数については切り捨てされています。
わかりにくいので、数字で説明します。
決済額が199円(税抜)だとすると、Yahoo!JAPANカードではポイント還元割合は1%なので、
- 199円を3桁以下を切り捨てする ⇒ 199円 ≒ 100円
- 100円 × 0.01 = 1ポイント
となります。
このため、もっとも還元率が悪くなるのが199円(税抜)で決済したときで、約0.5%の還元率まで悪くなってしまいます。
少額決済を繰り返すほど還元率が悪くなっていってしまうことになります。
これは覚えておいてほしいポイントです。
逆に金額の大きなお買い物などでも切り捨てられるのは100円以下の端数なので、還元率は限りなく1%に近くなります。
Yahoo!JAPANカードのポイント還元に関するデメリットは、電子マネー決済のように決済時の利用金額の端数を切捨ててポイント還元をおこなうことになります。
- Yahoo!JAPANカードは決済時の利用金額に応じてTポイントを還元する
- 199円(税抜)での利用時がもっとも還元率が悪く、約0.5%になる
- 実質的なポイント還元率は1%以下になる
クレジットカードを使う場合は少なくとも数千円から数万円のお買い物をするときだと思います。
このため、コンビニのお買い物の決済にYahoo!JAPANカードを毎回使用するような使い方でなければそれほど気にする必要はないと思います。
Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用でたまるTポイントの1%は期間固定Tポイントになる
これはこの記事の上の方でお伝えしました通りですが、Yahoo!JAPANカードの特典の1つにYahoo!ショッピングやLOHACOでのご利用は毎日Tポイント3倍となります。
しかし、3倍のポイントのうちの1倍分、つまり1%分のポイントは期間固定Tポイントとして付与されることになります。
しかも、期間固定Tポイントはヤフー、LOHACO、GYAO!でしか使うことができない制限付きとなります。
期間固定ポイントという形で多めにポイントを付与して、利用先に制限を設けることでヤフー関連での消費を促す、といった構図になっています。
まぁ、ヤフーの消費戦略ですね。
Yahoo!ショッピングやLOHACOでのご利用は毎日Tポイント3倍と謳っておきながら期間限定Tポイントの利用先に制限がついているので実質還元率は2倍=2%となります。
- Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用で付与されるTポイントの1%は期間固定Tポイントとして付与される
- 期間固定Tポイントはヤフー、LOHACO、GYAO!でしか使うことができない
- これらで使わない場合は期間限定Tポイントを失効=実質還元率は2倍になる
それでも通常1%の還元率のところを2%の還元率になっているのでYahoo!JAPANカードを使う上ではメリットですよね。
ただ、ちょっと損した気分になるだけです。
まぁ、これが使う側としてはネガティブな印象になってはしまいますが。
PayPayで利用する上でのYahoo!JAPANカードのメリット
ここからはPayPayで利用する上でのYahoo! JAPANカードのメリットについてまとめます。
タイトルでPayPayの還元率にこだわりたいならYahoo!JAPANカード一択で決まり と書いていますので、ここからが本題です。
JCBブランドのYahoo!JAPANカードであればPayPayにクレジットカードからチャージできる
この記事の上の方ではYahoo!JAPANカードはnanacoにチャージすることが可能と説明しましたが、nanacoへのチャージはJCBに限らず、VISA、Mastercardでもチャージできます。
しかし、PayPayへのチャージは2019年2月現在ではJCBブランドのYahoo!JAPANカードからしかおこなうことができません。
きっとnanacoカードと同じようにVISAやMastercardでもPayPayへのチャージができる日は来ると思いますが、まだまだ先のことになるでしょう。
<2019/12/17日追記>
2019/12/17現在ではJCBブランド以外のYahoo!JAPANカードでもPayPayへのチャージが可能になっています。
Yahoo!JAPANカードからPayPayへチャージした場合、チャージ金額の1%がTポイントとして付与されます。
さらに、チャージしたPayPay残高を利用して決済を行うことで0.5%のポイント還元されるので、実質的な還元率は1.5%となります。
- チャージ金額の1%がTポイントとして付与される
- チャージしたPayPayライト(残高)を使うことで利用金額の0.5%がPayPayボーナスとして付与される
- Yahoo!JAPANカードを使うことで還元率は1.5%になる
PayPayは使い勝手もよくて、利用履歴も確認できて便利です。
なにより、スマホ1つあればお店で物を買うことができるのはすごく魅力的。
外にふらっと財布も持たずに出かけてしまってもPayPayがあればなんの不自由もなくお買い物ができてしまうことが1番のメリットです。
使う頻度が増えるほど、ポイント還元率も気にしておきたくなるのでYahoo!JAPANカードからのクレジットチャージ機能はとてもうれしいですね。
Yahoo!JAPANカードであればPayPayのキャンペーンでの還元率がとても高くなる
まちかどペイペイは2019年11月の増税にあわせてはじまったPayPayの消費税ポイント還元のキャンペーンです。
現在開催中のまちかどペイペイ第2弾は1/20で最大1000円が戻ってくるPayPayチャンスが開催されます。
- 1/20で当たるPayPayチャンス
- 1回あたりの最大還元額は1000円
- 外れても1.5%還元,Yahoo!JAPANAカードなら2.5%還元
- 対象は消費税ポイント還元登録店舗のみ
- まちかどペイペイ込みで最大11%還元,Yahoo!JAPANカードなら12%還元
1/20で最大1000円が戻ってくるので、当選確率は5%です。
5%は当たる人はよく当たるし、当たらない人は全然当たらないレベルの確率です。
確率は平等ですが、平均よりも当たらなかった場合は実質的には還元率が下がってしまうことになるので注意してください。
まちかどペイペイ第2弾はユーザーによっては好みが別れるキャンペーンですね。
まちかどペイペイ第2弾は外れても1.5%還元、Yahoo!JAPANカードなら2.5%還元は受けられます。
ここに消費税ポイント還元が乗ってくるので最低でも6.5~7.5%還元となります。
まちかどペイペイ込みで最大11%還元、支払い用クレジットカードにYahoo!JAPANカードを登録していれば12%還元になるので消費税はペイすることができます。
このまちかどペイペイもそうですが、PayPayが開催するキャンペーンはYahoo!JAPANカード以外のクレジットカードを利用して決済すると還元の対象外になってしまいます。
1/20で最大当選する1000円分のポイントだけでなく、PayPayの利用に対する還元も受けることができません。
Yahoo!JAPANカードを利用していれば還元率が優遇されることはあっても損することはありません。
PayPayを最大効率で利用するならYahoo!JAPANカードはぜひとも作っておきたいクレジットカードですね。
年会費無料【Yahoo! JAPANカード】まとめ
今回はYahoo! JAPANカードの特典やデメリット、さらには1番お伝えしたかったPayPayのご利用におけるYahoo!JAPANカードのメリットについてまとめました。
Yahoo!JAPANカード自体はポイント還元率は1%、Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用時は3倍=3%になりますが、還元率が他のクレジットカードと比べてずば抜けているというわけではありません。
しかし、PayPayを使う上ではPayPayにチャージできる唯一のクレジットカードであることと運営をおこなっているのがヤフーということもあり、100億円キャンペーンなどで恩恵を受ける機会が多くなるなど、非常に魅力的なメリットが詰まっています。
PayPayを利用することができる店舗はこれからもどんどん増えていくので、PayPayとYahoo!JAPANカードはセットで持っておきたいところ。
これを機会に申し込んでみてはいかがでしょうか?
年会費無料【Yahoo! JAPANカード】
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