2019年10月から消費税が8%から10%に引き上げられましたが、増税と同時にキャッシュレス決済を対象として消費税ポイント還元も始まりました。
消費税ポイント還元は小・中規模企業を対象としていますが、
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
などのネットショッピングについても消費税ポイント還元の対象になっています。
そこで今回は消費税ポイント還元も絡めてAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングのどれがお得なのかを比較してみました。
消費税ポイント還元はネットショッピングでも対象になる
業種分類 | 消費税ポイント還元の対象となる会社・事業主 |
製造業・その他 | 資本金3億円以下の会社または従業員の数が300人以下の会社・個人事業主 |
卸売業 | 資本金1億円以下の会社または従業員の数が100人以下の会社・個人事業主 |
小売業 | 資本金5千万円以下の会社または従業員の数が50人以下の会社・個人事業主 |
サービス業 | 資本金5千万円以下の会社または従業員の数が100人以下の会社及び個人事業主 |
Amazonはもちろん、楽天市場もYahoo!ショッピングも小・中規模企業・事業主とは比べ物にならないほどの大企業です。
ですが、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングが提供するECサイトを利用して出品している小・中規模企業・事業主の方はたくさんいますよね。
このため、大手ネットショッピングサイトでも消費税ポイント還元の対象になるわけです。
消費税ポイント還元の方法と還元時期
消費税ポイント還元の還元率は5%となるため、Amazonであっても楽天市場・Yahoo!ショッピングであっても同じです。
しかし、還元方法と還元時期については異なります。
- Amazon:Amazonポイントで即時還元
- 楽天市場:利用したクレジットカード会社の引き落としタイミングで還元、還元方法はカード会社によって異なる
- Yahoo!ショッピング:約1ヶ月後にPayPayボーナスライトで還元
Amazonのみ即時還元ですが、楽天市場とYahoo!ショッピングは翌月の還元となります。
お金の支出という面では即時還元のAmazonが1番財布に優しそうですね。
楽天市場の場合は、楽天カードであれば楽天ポイントで還元されますが、それ以外のカードの場合はカード会社からの還元になるので覚えておいてください。
【キャッシュレス決済フル活用】軽減税率と消費税ポイント還元で増税を乗り切ろう!Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの消費税ポイント還元対象商品の確認方法
ネットショッピングサイト内のすべての商品が消費税ポイント還元の対象になるわけではなく、小・中規模事業主が出品した商品のみが対象となります。
それぞれのサイトで対象となっている商品には還元対象であることが明示されています。
- Amazon:対象の商品には「5%還元 キャッシュレス払い」と記載あり
- 楽天市場:「キャッシュレス5%還元対象」と記載あり、検索で対象商品の絞り込みが可能
- Yahoo!ショッピング:対象商品には「キャッシュレス5%還元」と記載あり、検索で対象商品の絞り込みが可能
楽天市場とYahoo!ショッピングでは消費税ポイント還元の対象商品の絞り込み検索が可能ですが、Amazonだけは絞り込み検索ができません。
検索結果一覧では対象であるかどうかは確認できますので、欲しい商品を検索した際に還元対象のものを選ぶようにしましょう。
少額購入であればAmazonプライムの送料無料が最安値
Amazonプライムは還元率が優遇されたり、購入した商品の配送料金が無料になったりする有料サービスですが、ちょっとしたお買い物の場合はAmazonプライムでのお買い物が最安値になります。
Amazon プライム会員 |
Amazon 通常会員 |
楽天市場 | Yahoo!ショッピング | |
配送料金 | 無料 | 400円/本州・四国 440円/上記以外 ※2000円以上は無料 |
購入店舗によってバラバラ | |
年会費 | 年間会員:4900円 月額会員:500円 |
会員費なし |
ネットショッピングが便利になってきたおかげで、たとえば、1000円以下のお買い物などのちょっとしたお買い物でも利用する機会が増えてきました。
これくらいの金額のお買い物では配送料金が占める割合が高くなってしまい、どうしてもネットショッピングで購入するには割高になってしまいがちです。
それでもAmazonは400円(本州・四国以外は440円)で届くのでとてもリーズナブルな配送料金となっています。
一方、楽天市場やYahoo!ショッピングでは600円~900円の送料がかかる店舗がほとんどです。
セール品などもあるため、購入金額を比べてみる必要はありますが、私が利用している限りではAmazonの圧勝です。
Amazonプライムは会員費はかかりますが、何度注文しても配送料金は無料です。
Amazonビデオなどのサービスも利用できることを考えれば破格のサービスですね。
【消費税ポイント還元】Amazon Payのお支払いで最大8%還元!ネットショッピングがさらにお得になります!2000~3000円以上のお買い物であれば楽天市場・Yahoo!ショッピングがおすすめ
一方、1000円以下の少額購入ではなく、2000~3000円以上のお買い物であれば楽天市場・Yahoo!ショッピングであっても配送料金が無料になるケースが多いです。
もちろん、Amazonも送料無料にはなりますが、楽天市場・Yahoo!ショッピングの方が本体価格が安く設定されていることが多いので、結果的にAmazonよりも割安で購入することができます。
- 楽天市場:0と5のつく日はポイント5倍
- Yahoo!ショッピング:5日、15日、25日は5%還元span>
楽天市場・Yahoo!ショッピングでは「0」や「5」のつく日に還元率UPキャンペーンを開催しています。
こういった日を狙ってお買い物すれば5%還元も楽チンですし、他のキャンペーンとの併用で還元率が10%以上になることもあります。
購入金額が大きくなると割引額も大きくなりますし、送料も無料になる可能性大なので楽天市場・Yahoo!ショッピングの方が安くお買い物できる可能性が圧倒的に高くなります。
Amazonもプライムデーなどのキャンペーンは開催していますが、対象商品が限定されているので恩恵を受ける機会は少なくなります。
やはり購入金額が大きくなるほどAmazonのメリットは薄れていくことになりますね。
【ポイント2重取り】LINEショッピング経由でYahoo!ショッピング・Amazon・楽天市場を利用してもっとにお得にお買い物しよう!Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの使い分けまとめ
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングはどれを利用したらお得なのかを比較してみました。
- 少額のお買い物:Amazonプライム/Amazonが安い
- 2000~3000円以上のお買い物:楽天市場・Yahoo!ショッピングが安い
- 消費税ポイント還元はどのサービスでも対応しているがAmazonだけは還元対象なのかわかりにくい
少額のお買い物では配送料金が占める割合が高くなってしまうため、Amazonが断然有利になってしまいますが、金額が大きくなると送料が無料になることも多く、さらにキャンペーンでの割引金額も大きくなるため、楽天市場・Yahoo!ショッピングがおすすめになります。
ただし、購入金額にかかわらず送料無料になっていることもあるので、必ず3サイトの料金を横比較してみた方がよいですね。
消耗品などに関してはネットショッピングで購入するよりも、フリマアプリを利用した方が安くなることが多いです。
未使用品・中古品でも問題ないのであれば絶対チェックしてみるべきなので、あわせて確認してみてください。
【フリマアプリ比較】メルカリ・PayPayフリマ・ラクマのサービス内容や手数料・発送料金の違いを確認
コメント