フリマアプリといえばメルカリでしたが、今ではPayPayフリマやラクマなども登場してフリマアプリの横比較ができるくらいに充実してきました。
そこで今回はフリマアプリの横比較ということで、
- メルカリ
- PayPayフリマ
- ラクマ
のサービス内容や手数料・送料の違いについてまとめます。
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマのサービス内容の比較
まずはメルカリ・PayPayフリマ・ラクマのサービス内容について。
それぞれ異なるフリマアプリですが、今となっては提供しているサービス内容はほとんど同じになっています。
売上金 チャージ |
チャージ先 | 銀行口座 への出金 |
出金 手数料 |
販売 手数料 |
|
メルカリ | 〇 | メルペイ | 〇 | 200円/回 1万円以上は無料 |
10% |
PayPay フリマ |
〇 | PayPay | 〇 | 100円/回 ジャパンネット銀行への出金は無料 |
10% |
ラクマ | 〇 | 楽天ペイ | 〇 | 210円/回 楽天銀行への1万円以上の出金は無料 |
3.5% |
どのフリマアプリも売上金をそれぞれが提供するスマホ決済にチャージすることが可能です。
スマホ決済へのチャージ手数料は無料です。
もちろん、銀行口座への出金も可能ですが別途手数料が必要になります。
メルカリであれば1万円以上の出金は手数料無料、PayPayフリマであればジャパンネット銀行への出金手数料が無料、ラクマは楽天銀行への1万円以上の出金は手数料無料となります。
基本的には出金手数料があるものの条件を満たせば手数料ゼロとなるのは嬉しいですね。
各フリマアプリ共通で想定している構図としては「不用品をフリマアプリで売る」→「売上金をスマホ決済にチャージする」→「日常のお買い物に利用する」→ループ…といった具合ですね。
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- メルカリ:2200万人
- PayPayフリマ:??
- ラクマ:1100万人
ユーザー数についてはメルカリが2200万人でラクマの1100万人の2倍となっています。
PayPayフリマについてはサービスが始まったばかりなのでユーザー数は未知数です。
しかし、「PayPay」という名称が入っていることからもPayPayユーザーからの積極的な送客を行うはずですので、すぐにメルカリ・ラクマを脅かす存在になるでしょう。
ヤフオク!も系列のサービスになりますし、PayPayフリマは歴史が短いといってもすでに潜在的なユーザー数はかなり多いと考えてよいでしょう。
現時点ではまだメルカリの1人勝ちの状態です。
市場規模が大きい分、出品されている商品の数についてはメルカリの方が充実していますし、ラクマと同じ価格設定であってもメルカリの方が売れやすいといえますね。
メルカリ・PayPayフリマ・ラクマで価格比較を行ってみるだけで十分な比較材料となるので出品前に確認してみましょう。
[Mercari-Merpay]販売手数料はラクマが最安値
フリマアプリを利用して不用品などを販売する場合に気になるのは手数料ですね。
販売手数料についてはラクマが最安値なので売り手にとっては大きなメリットとなります。
- メルカリ:10%
- PayPayフリマ:10%
- ラクマ:3.5%
メルカリ・PayPayフリマが販売手数料10%なのに対してラクマは3.5%と半額以下の手数料です。
利益が出やすいのはラクマですね。
10000円の売り上げでかかる手数料が1000円か350円かを比べれば一目瞭然なはずです。
売り手側としてはまずはラクマで売ることを検討した方がいいですね。
登録時に招待コード「keWUk」を入れると100円分のポイントがもらえるよ!
送料はPayPayフリマが最安値
種類 | サイズ・重量 | 送料(全国一律) | ||
メルカリ | PayPayフリマ | ラクマ | ||
ネコポス | A4 | 195円 | 195円 | 200円 |
宅急便コンパクト | 25×20×5cm | 380円 | 380円 | 530円 |
宅急便60サイズ | ~2kg | 700円 | 600円 | 800円 |
宅急便80サイズ | ~5kg | 800円 | 700円 | 900円 |
宅急便100サイズ | ~10kg | 1000円 | 900円 | 1150円 |
宅急便120サイズ | ~15kg | 1100円 | 1000円 | 1350円 |
宅急便140サイズ | ~20kg | 1300円 | 1200円 | 1500円 |
宅急便160サイズ | ~25kg | 1600円 | 1500円 | 1500円 |
ゆうパケット | 3辺合計60cm,1kg以内 (長辺34,厚さ3cmまで) |
175円 | 175円 | 179円 |
ゆうパック60サイズ | ~25kg | 700円 | 600円 | 800円 |
ゆうパック80サイズ | 800円 | 700円 | 900円 | |
ゆうパック100サイズ | 1000円 | 900円 | 1150円 | |
ゆうパック120サイズ | – | – | 1350円 | |
ゆうパック140サイズ | – | – | 1500円 | |
ゆうパック160サイズ | – | – | 1500円 | |
ゆうパック170サイズ | – | – | 1500円 |
送料を比べてみるとPayPayフリマが最安値になります。
販売手数料の安いラクマがもっとも高い送料ですので、手数料を抑えている分は送料で回収するというプランのようです。
送料の差は100円~200円くらいですが、小さいサイズになるほど商品の売上額・利益も小さくなりやすくなるため、この送料の差が実際の販売利益に大きく影響してくるでしょう。
売りに出す商品の利益と送料の関係をよく検討したうえでPayPayフリマに出品するのか、ラクマに出品するのかを決定するのがもっとも損のない方法になります。
PayPayフリマは送料無料キャンペーン実施中
今ならPayPayフリマのサービス開始キャンペーンとして、PayPayフリマが送料を全額負担してくれます。
全額負担の対象は、
- ヤフネコ!パック
- ゆうパック
- ゆうパケット(おてがる版)
送料の負担は利益を減らすだけなので、この送料無料キャンペーンはフリマユーザーにとっては非常に嬉しいですね。
ただし、適用条件には見逃せない一言も含まれていますよ。
キャンペーン対象外となる事例
- キャンペーン期間中に出品、公開をしていた商品をキャンペーン期間外で一度でも公開停止(非表示)にした場合は対象外となります。
- ヤフネコ!パックまたは、ゆうパック・ゆうパケット(おてがる版)での配送に限ります。
- 再送には対応していないため、再送分はキャンペーン対象外となります。
- ヤフオク!から出品し、PayPayフリマに掲載された商品は本キャンペーン対象外です。
この中で気になるのは「キャンペーン期間中に出品、航海していた商品をキャンペーン期間外で一度でも公開停止(非表示)にした場合は対象外」という項目です。
つまり、送料無料の期間中だけPayPayフリマを利用して利益を出そうと企む方への対策ということですね。
ただし、「公開停止」はキャンペーン対象外となりますが、「出品した商品を削除する」ことはできるので安心してください。
おいしいところだけ利用したいと考えるのは誰でも同じですが、「公開停止」にしてデータは残しつつおいしいトコ取りしようとするユーザーを排除するのが目的のようです。
どっちが便利?PayPayアプリとYahoo!JAPANアプリのPayPayの違いを比較メルカリ・PayPayフリマ・ラクマを使って不用品を売ろう!
今回はフリマアプリのメルカリ・PayPayフリマ・ラクマのサービス内容や販売手数料・送料の違いについて比較しました。
- ユーザー数:メルカリが22万人でNo.1
- 販売手数料:ラクマが3.5%で最低
- 送料:PayPayフリマが100円ほど安い
それぞれのフリマアプリでメリットが異なるので、
- 販売価格に占める送料の割合が高い場合はPayPayフリマ
- 金額は高いけど送料は高くない場合はラクマ
- 早く売りたい場合はメルカリ
といった使い分けがもっとも利益が出やすくなりそうです。
でも、理想は1つのフリマアプリに統一して利用するのが楽ですよね!
それぞれのフリマアプリの特徴を押さえて選んでみてください。
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