2019年8月からはYahoo!ショッピングなどのYahoo!JAPANサービスの利用でもらえる期間固定TポイントがPayPayボーナスライトに変更になりました。
そもそも期間固定Tポイントというものがなくなったのかな?と思っていましたがそうではない模様。
期間固定TポイントがPayPayボーナスライトに変わることにより、メリットになる方もいるけど、PayPayを利用しない方にとってはただの改悪にすぎません。
そこで今回は期間固定TポイントがPayPayボーナスライトに変わることによりどんなメリット・デメリットがあるのかわかりやすくまとめてみます!
ストアポイントとボーナスポイントで付与されるポイントが変わる
内容を深く読み込んでいないと、8月以降の決済でもらえるTポイントがすべてPayPayボーナスライトに変わってしまうように感じますが、そうではありません。
私としては普段からPayPayを使っているので、すべてのポイントがPayPayボーナスライトに変わってしまっても良かったのですが、そこはユーザー目線に立ち(?)一部のポイントのがPayPayボーナスライトでの付与に変更となっています。
ストアポイントは従来通りTポイントで付与される
これまでのYahoo!JAPANサービスでのお買い物ではストアポイントはTポイント、ボーナスポイントが期間固定Tポイントとして付与されていました。
ここの組み合わせは変わらず、ストアポイントは2019年8月以降でもTポイントとして付与されます。
大多数の方がこのストアポイントもPayPayボーナスライトに変更になってしまうのではないかと思っていたかもしれませんが、引き続きTポイントでの付与になるので覚えておいてください。
ボーナスポイントがPayPayボーナスライトに変更される
2019年8月以降で変更となるのは「5のつく日キャンペーン」などのストアポイントに追加で付与されるボーナスポイントです。
- 通常時のストアポイント:Tポイントとして付与
- キャンペーン時のボーナスポイント:
期間固定Tポイントとして付与 - キャンペーン時のボーナスポイント:PayPayボーナスライトに変更される
たとえば、ストアポイントが1倍、ボーナスポイントは2倍で付与される場合は、
- ストアポイント:1倍のTポイントを付与
- ボーナスポイント:2倍のPayPayボーナスライトを付与
となります。
付与されるPayPayボーナスライトの有効期限は60日
PayPayボーナスライトは期間固定Tポイントの代わりに付与されるため、当然期限付きのポイントとなります。
PayPayボーナスライトの有効期限は付与された日より60で失効となる。
期間固定Tポイントと同様に期限付きのポイントになるので注意が必要。
PayPayボーナスライトは付与された日から60日後、つまり2ヶ月で失効してしまう期間限定のポイントとなります。
この点は期間固定Tポイントの名称が変わっただけだと考えてもらえばわかりやすいと思います。
ただし、期間固定Tポイントと違って用途の幅が大きく広がった点はメリットです。
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期間固定Tポイントは期限付きなだけでなく、使う先も限定されていて使い勝手の悪いポイントでした。
- 期間固定Tポイント:Yahoo!JAPAN, LOHACO, GYAO!ストアでのみ利用可能
- PayPayボーナスライト:上記に加えてPayPayが使える店舗すべてで利用可能
期間固定Tポイントは使うことのできるサービスが限られていたので、無駄にしないためにYahoo!ショッピングで定価より高いQUOカードを購入したりする工夫が必要でした。
しかし、PayPayボーナスライトに変更になることにより、PayPayが使えるすべてのお店で利用することができます。
つまり、今まで失効するのはもったいないからわざわざYahoo!ショッピングで購入していたものを実店舗で欲しいものの購入にあてることが可能になるわけです。
これはPayPayを使っているキャッシュレスユーザーにとっては嬉しい改善ですが、使わない現金主義の方にとってみれば改悪でしかありません。
実際にPayPayボーナスライトに変更されることで生じるデメリットはなにがあるのかも確認してみましょう。
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PayPayボーナスライトはPayPayと連携させないと使えない
期間固定Tポイントの代わりに付与されたPayPayボーナスライトはスマホ決済アプリのPayPayでYahoo!JAPAN IDと連携させないと利用できません。
期間固定TポイントもPayPayもYahoo!ショッピングなどのYahoo!JAPANサービスで使うことができるのですが、PayPayボーナスライトに変更になったせいでPayPay連携させないと使えない状態になってしまいました。
スマホ決済はセキュリティ面が不安だから使いたくないというユーザーも多数いるのは確かです。
なのに、ヤフーは問答無用で期間固定TポイントからPayPayボーナスライトに変更してしまいました。
PayPayボーナスライトの有効期限は60日なので、期間固定Tポイント以上に失効させてしまうユーザーが増えてしまう可能性があります。
今回の仕様変更により、PayPayは使わないからYahoo!JAPANのサービスも使わない、という層が一定数出てくるでしょうね。
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ここが思っていたのとは違ったのですが、Yahoo!JAPANカードの入会特典の4000円分の期間固定TポイントがPayPayボーナスライトに変更されるのではなく、従来通りの期間固定Tポイントで付与されます。
カード発行から2ヶ月以内に3回利用するとさらに6000円分の期間固定Tポイントが付与されますが、ここもPayPayボーナスライトではなく期間固定Tポイントの付与となります。
この期間固定Tポイントを利用した際にもらえるボーナスポイントがPayPayボーナスライトに変更になります。
- 期間固定Tポイントの利用でもらえるストアポイント:Tポイントで付与
- 期間固定Tポイントの利用でもらえるボーナスポイント: PayPayボーナスライトで付与
期間固定Tポイントを利用した場合であろうとなかろうと、ストアポイントはTポイントで付与されますし、ボーナスポイントは PayPayボーナスライトで付与されます。
紛らわしく感じると思いますが、付与されるボーナスポイントがPayPayボーナスライトに変更されると覚えておいてください。
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PayPayボーナスライトへの変更によるメリット・デメリット
最後に期間固定TポイントからPayPayボーナスライトへの変更でどのようなメリットとデメリットがあるのかを確認しておきます。
ハッキリいって、PayPayを使わないユーザーにとってみればメリットはなにもありません。
しかし、Yahoo!JAPANのサービスを利用する以上は知っておかないとさらに損をする可能性があるので、覚えておいてください。
【メリット】PayPayボーナスライトへの変更で利用できる店舗が増える
期間固定TポイントはYahoo!JAPANのサービスでしか利用できませんでしたので、利用する方法が限定的でした。
利用できるとすれば、
- Yahoo!JAPANのサービス
- LOHACO
- Gyao!ストア
だけでした。
それがPayPayボーナスライトに変更されることにより、コンビニなどの実店舗で利用できるようになります。
PayPayは手軽に導入できるので、近所のローカルなお店でもPayPayで支払いができることが多いのが魅力ですよね!
スマホ決済のなかでは1番普及しているのでPayPayボーナスライトに変更されたことにより、使い勝手が格段によくなりました。
有効期限は60日と短くなっていますが、普段から利用しているユーザーにとっては有効期限が2ヶ月もあれば特に気にならないはずです。
使い勝手が格段に良くなったことが最大のメリットといえますね!
【デメリット】PayPayを利用しないとPayPayボーナスライトを利用できない
期間固定TポイントからPayPayボーナスライトへの変更による最大のデメリットはPayPayを使わないユーザーはボーナスが利用できないことです。
スマホ決済に抵抗のあるユーザーは一定数いますし、日本は通貨も治安も安定しているので、現金を使っていればなんの支障もありません。
そんな外部環境の中で期間固定Tポイントが受け入れられていたのはポイントとして利用することができたからです。
しかし、問答無用でPayPayボーナスライトに変更されたことで、付与されたポイントを無駄にしないためにはPayPayを使うしか方法がなくなりました。
クレジットカードを使わない方はスマホ決済も使いませんが、ポイントカードは使います。
つまり、期間固定Tポイントは使うけど、PayPayボーナスライトは使わないということになります。
これって改悪以外の何者でもないと思うんですよね。
ネットショッピングのクレジットカード決済には抵抗が薄れていても、普段の支払いをスマホ決済するのは抵抗がある。
意外とそういう方って多いはず。
PayPayボーナスライトで付与されるから、仕方なくPayPayを使い始めるというのを見込んでの変更ではあると思いますが、半ば強制的に囲い込んだ形なので多少のユーザー離れは免れられないのではないでしょうか?
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2019年8月からの仕様変更で、Yahoo!ショッピングなどのご利用で貯まっていた期間固定TポイントがPayPayボーナスライトに変更になりました。
ストアポイントは変更ありませんので、Tポイントも貯まります。
しかし、「5のつく日キャンペーン」のようなキャンペーン時のボーナスポイントがPayPayボーナスライトに変更になります。
このPayPayボーナスライトを利用するためにはスマホ決済PayPayとYahoo!JAPAN IDの紐づけをする必要があります。
PayPayボーナスライトの有効期限は60日なので、ポイントを失効して損したくないのであればPayPayを使い始めるしかありません。
PayPayはYahoo!ショッピングなどのサービスのお支払いにも使えますし、実際に使ってみれば便利であることは理解してもらえると思います。
しかし、セキュリティ面が不安なためスマホ決済に消極的なユーザーも一定数いますので、受け入れられるまでは少し時間がかかりそうです。
PayPayボーナスライトは実店舗でも使えるので、とても使いやすくなったのも事実です。
ローカルなお店でも使えることが多いので非常に便利ですので、PayPayをダウンロードして使ってみてはいかがでしょうか?
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