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覚えておこう!医療費の支払いをクレジットカードや電子マネーで行うメリット・デメリット

覚えておこう!医療費の支払いを クレジットカードや電子マネーで行う メリット・デメリット

持病の定期通院で医療費の支払いをしているときに気づいたのですが、医療費の支払いにクレジットカードや電子マネーを利用することができるようになってきています。

でも、医療費の支払いは現金払いのイメージがあるのでクレジットカードで払うことでなにかデメリットがあるんじゃないかな?と不安になりました。

結論はお買い物をクレジットカードで支払いするのと同じようにメリットしかありませんでした。

今回は医療費をクレジットカードや電子マネーで支払うメリット・デメリットについてまとめます。

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1年間でかかる平均医療費

チェック
厚生労働省の2016年調べでは、1年間の医療費の平均はこのようになっています。

  • 25〜29歳:106,800円
  • 35〜39歳:139,700円
  • 45〜49歳:193,000円
  • 55〜59歳:306,200円
  • 65〜69歳:488,500円
  • 75〜79歳:778,400円
  • 80歳以上:1,063,100円

 icon-caret-square-o-right 平成28年度国民医療費の概況

25歳から39歳までは年間10万円代だった医療費も40代になると20万円近くになり、定年ごろの65歳では50万円近くなります。

80歳以上になると年間医療費はなんと100万円を超えてきています。

もちろん、個人負担額は3割負担、70歳以上の方は2割負担になるので自己負担額はグッと下がります。

高額医療費支給制度もあるので年間でこれほどの医療費支払いが発生することはありませんが、30代でも年間で5万円くらいの医療費自己負担が必要となります。

1年間で考えれば少ない金額ではありませんよね。

メリット:医療費のクレジットカード払い・電子マネー決済でポイント還元を受けられる

自由
クレジットカードや電子マネーで支払うメリットは持ち合わせがない時の支払いに便利というだけでなく、ポイント還元を受けることができるから。

現金払いしていた医療費をクレジットカード・電子マネー決済に切り替えることで0.5〜1%の還元を受けることができます。

30代でも年間の自己負担額は5万円程度になりますし、65代では15万円ほどになります。

1%還元としても500円・1500円くらいですので、特別大きな金額にはなりませんが、小さな金額も積み重ねていけば大きな金額になります。

医療費の支払いにクレジットカードや電子マネーが使えるのであれば、コツコツと節約するイメージで使うのもありでしょう。

領収書は現金払いと同じようにもらえるので確定申告への影響もなし

OKサインをする女性
医療費をクレジットカード決済することで医療費控除の確定申告に影響があるんじゃないかと心配する方もいるかもしれませんが、影響は全くありませんので安心してください。

クレジットカード払いでも領収書はもちろん発行されます。

あとは領収書を保管しておいて確定申告のタイミングで医療費控除の計算をすればOK。

クレジットカード払いや電子マネーでの支払いによる確定申告への悪影響はありませんので、気にせず使いましょう。



メリット:持ち合わせがないときでも支払いを済ませることができる

ATMでの入金

思いがけない入院でお金の持ち合わせがないまま支払いを迎えてしまうことがあります。

私も具合が悪くて病院にいったところ、緊急入院することになり、お金の持ち合わせどころか着替えすらない状況での入院となったことがあります。

入院期間は1週間でしたが、思わぬ出費でした。

その頃はクレジットカード決済も導入されていませんでしたし、電子マネーも今ほど普及していなかったので退院のタイミングで急いでATMに駆け込んだ記憶があります。

今であれば待ち合わせがなくてもクレジットカードで支払いを済ませることができるのでとても便利ですよね。

病院のATMって普段利用しているATMが入っていないこともあるので不便ですが、クレジットカード決済に対応してくれていればそんな悩みもなくなりますね。

デメリット:医療費のあと払いと同じになるので使いすぎに注意が必要

がっかりしている女性
あえてデメリットを挙げるとすれば、医療費をクレジットカード払いすることで支払いは翌月に延びてしまいます。

医療費は場合によっては毎月一定額発生するようになってくるので、固定費と考えることもできます。

医療費がいくらかかっているのかを把握せずに使いすぎてしまって、結果的に翌月の支払いタイミングで後悔することが心配です。

逆にいえば、医療費をクレジットカード決済することのデメリットはこれだけです。

普段からクレジットカード払いに慣れている方であればなんの問題もないはずです。

医療費の支払い用クレジットカードを用意すると管理しやすい

請求書の支払い
クレジットカードってみなさん1枚だけじゃなくて何枚も持っていると思います。

でも、実際に使うのは1枚だけで全く使っていないクレジットカードがありませんか?

そんなクレジットカードを医療費支払い用のクレジットカードとして利用することで1ヶ月あたりに医療費がどれくらいかかっているのかを管理しやすくなります。

利用明細にも医療費しかあがってこないのでわかりやすいですよね。



医療費もクレジットカードや電子マネーを活用してコツコツと節約しよう

今回は医療費のクレジットカード払い・電子マネー決済によるメリット・デメリットについてまとめました。

医療費は現金払いのイメージがあるため、クレジットカードで支払うことによるデメリットってないのかな?と不安になりますが、特にデメリットがあるわけではなく、決済によるポイント還元を受けることができるメリットしかありませんでした。

医療費はどうしてもゼロにすることはできないので、一種の固定費のようなものと考えられます。

固定費はクレジットカードや電子マネー決済に切り替えることでポイント還元を受けることができて、固定費の圧縮につながります。

大きな病院や薬局では現金以外の支払い方法が導入されてきていますので、活用しないのはもったいないですよね。

次回の医療費の支払いでは現金以外の支払い方法があるかどうかをチェックしてみてはどうでしょうか?



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