マイカラーが廃止されて新しく始まったLINEポイントクラブでは6ヶ月間で貯めた累計のLINEポイント数によってマイランクが決定されます。
還元率はマイランクに応じて決定されますが、マイランクの還元率が適用されるのはVISA LINE Payカードを登録して利用するチャージ&ペイのみとかなり限定されることになりました。
マイランクの最大還元率は3%ですが、還元はLINEポイントでおこなわれるため使い道に困ってしまうというデメリットがあります。
チャージ&ペイ以外のLINE Pay決済は還元ゼロなので、LINE Payで使ってしまうのももったいないという悪循環。
そこで今回はチャージ&ペイやLINEショッピングなどで貯まったLINEポイントの使い方について紹介します。
LINE Payで消費するよりも確実にお得なので必見ですよ!
LINEポイントクラブ開始でチャージ&ペイ以外のLINE Pay決済は還元対象外に
2020年5月からはじまったLINEポイントクラブではVISA LINE Payカードを紐付けして利用するチャージ&ペイ以外の決済手段はすべて還元対象外となってしまいました。
- LINE Pay残高
- LINEポイント
これらを利用した支払いのすべてが還元対象外になってしまったのでLINE Payがとても使いにくいスマホ決済になってしまいました。
ワンコイン投資などのLINEスマート投資も還元対象外に変更
グリーンであれば損益+2%から投資を始めることができるかなり強力なアドバンテージがありましたが、LINEポイントクラブ開始以降は購入手数料の負担が発生するただの投資信託になってしまいました。
以前ほどのメリットはなくなってしまったのが残念ですね。
1分で終わる!LINE Payの請求書支払いの方法や還元率・注意点を詳しく解説
おすすめのLINEポイントの使い方
LINE PayでLINEポイントを消費してもポイント還元を受けられないのでどうやって使うのがお得なのか悩んでしまいます。
そんなときにおすすめなLINEポイントの使い方はこちらになります。
LINEポケオのポイント還元キャンペーンで利用する
LINEポイント利用分の50%を還元してくれるお得なキャンペーンを不定期で開催しています。
不定期ではありますが、開催頻度は多め。
以前は77%ポイントバックなんてこともあったようなので、とにかくお得にLINEポイントを使うことができます。
課題といえば、LINEポイントをたくさん持っていないと恩恵が少なくなることですかね?
- 最低購入金額
- 還元上限
- 対象外店舗
こんな条件もあるので利用の際はポイントバックの条件を満たしているかどうかはしっかりとチェックしておきましょう。
LINEで簡単注文 – LINEポケオLINE証券でLINEポイントを現金化
LINEポケオはすべてのLINEユーザーの方に利用できましたが、LINE証券については証券口座を開設する必要があるのでハッキリいって手間ではあります。
それでもLINEポイントを現金化することができる唯一の方法ですのでチャージ&ペイでどんどんLINEポイントが貯まる方にとってはとにかくおすすめの方法になります。
LINE証券でLINEポイントを現金化する手順
では、LINE証券を利用してLINEポイントを現金化する方法を順を追って紹介します。
これでとても簡単にLINEポイントを現金化することができますよ。
- STEP1LINE証券を立ち上げて入金画面をひらく。
- STEP2入金金額を入力する。
- STEP3利用するLINEポイントを入力して入金する。
これでLINEポイントをLINE証券に入金する手順は完了です。
入金額の表示にはLINEポイントという区分がなくなっているのが確認できますね!
次に、LINE証券から出金する手順を確認していきます。
- STEP4出金画面を開く。
- STEP5出金金額を入力して出金する。
- STEP6出金完了。
LINEポイントをLINE証券を利用して、たったの6ステップで現金化することができました。
ただし、注意点もあります。
LINE証券からの出金は、
- LINE Pay残高に出金
- 銀行口座に出金
の2種類から選ぶことができますが、銀行口座への出金は別途出金手数料220円が発生してしまいます。
2020年4月末まではLINE Pay残高を利用してLINE Payの支払いをしても還元を受けることができましたが、2020年5月以降はチャージ&ペイのみが還元対象に変更されたため、残念ながらLINE Pay残高へ出金できてもLINEポイントの状態とそれほど変わらないことになります。
LINE証券を利用してLINE Pay残高に変更して銀行口座に出金・振込する
LINEポイントはLINE証券を利用することでLINE Pay残高に無料で変更することはできますが、LINE Pay残高を利用したLINE Pay決済は還元対象外となってしまったためメリットが薄れてしまいました。
しかし、LINE Pay残高は銀行口座に出金もしくは振り込みすることで現金化することができます。
- 銀行口座への出金手数料:220円/回
- 銀行口座への振込手数料:176円/回
銀行口座へは出金もしくは振込の2パターンを選ぶことができますが、振込手数料の方が出金手数料よりも安いため、振り込みで現金化する方がお得になります。
あとはこの手数料をどのように考えるか次第です。
たとえば、マイランクがプラチナの場合、チャージ&ペイの還元率は3%になります。
3%還元で5000P貯めたLINEポイントをLINE証券経由でLINE Pay残高に変更して現金化した場合、
- 5,000円 – 176円 = 4,824円
- 4,824円 ÷ 5,000円 = 96%
- 96% × 3%還元 = 2.9%還元
手数料はかかってしまいますが、手数料のマイナス分を考慮してもチャージ&ペイの還元率は2.9%になります。
クレジットカードで2.9%還元を達成するのは至難のワザですので、手数料をかけて現金化しても十分にメリットはありそうですね。
そう考えると、LINEポイントは貯めてLINE証券経由でLINE Pay残高に変更して一括で出金するのが1番お得になりそうです。
LINEポイントが少ないうちはLINE Payで使ってしまう
最後におすすめなのがLINEポイントをLINE Payで使ってしまう方法です。
といっても、LINEポイント分はチャージ&ペイの還元対象外ですので条件付きで利用します。
実はLINE Payの還元は100円以下の金額についてもきっちりと計算されています。
たとえば、
- マイランクがプラチナ=3%還元
- お買い物金額140円
- 140円 × 3% = 5.2円
- ポイント還元は小数点以下切り捨てで5P
というような計算でポイント還元は行われています。
このため、33円以下の端数についてはポイント還元はされないということになりますね。
還元率に影響なく利用することができるLINEポイント数 | |||
マイランク | 還元率 | 1P還元の区切り | 使用するLINEポイント数 |
レギュラー | 1.0% | 100円 | 0P ~ 99P ex) 199円 → 99P使っても還元に影響なし |
シルバー | 1.5% | 67円 | 0P ~ 66P ex) 133円 → 66P使っても還元に影響なし |
ゴールド | 2.0% | 50円 | 0P ~ 49P ex) 99円 → 49P使っても還元に影響なし |
プラチナ | 3.0% | 34円 | 0P ~ 33P ex) 67円 → 33円使っても還元に影響なし |
LINE Payではポイントを指定して利用することはできないので、還元損なしで利用しようと思ったら所有しているポイントが少ない場合のみしか利用できません。
割り切って還元額の少ない、金額の小さいお買い物はLINEポイントで支払いするというのもある意味ありですね。
LINEポイントはよく考えて使いましょう!
今回はLINEポイントクラブ開始により、LINE Pay残高での支払いが還元対象外に変更されました。
一方、新しくはじまったVISA LINE Payカードを紐付けして使うチャージ&ペイの還元はLINEポイントで還元されるなど使い勝手が悪くなってしまいました。
それでもマイランクがプラチナになればチャージ&ペイの支払いがすべて3%還元になるなど魅力もたっぷりなので悩みどころ。
使い勝手の悪いLINEポイントの使い方さえマスターできればあとはメリットしか残りません。
自分にあったLINEポイントの使い方を見つけてLINE Payをお得に利用していきましょう。
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