楽天証券といえば楽天ポイントを使ったポイント投資ができるメリットがありますが、
- 投資による損失を負うリスク
- 楽天市場のSPU+1倍になるメリット
この2つを比べた場合、リスクとメリットのどちらの方が高いのかがハッキリしませんよね。
投資=リスクと考えている方にとっては問答無用でポイント投資はやらない、と決めてしまうのだと思います。
しかし、私としてはポイント投資をしてSPU+1倍で楽天市場を利用する方がメリットが大きいと考えています。
根拠を示せば納得もできるはず。
そこで今回は楽天証券のポイント投資のリスクとSPU+1倍のメリットのどちらの方が高いのかを検証してみます。
楽天証券のポイント投資のリスク
楽天証券のポイント投資のリスクはもちろん、投資した資金が減ることですね。
ポイント投資でできるのは投資信託の購入ですので、投資信託のリスクということになります。
投資信託のコストとしては、
- 販売買付手数料:1~3% → 買付時のみ必要
- 信託報酬:0.5~2% → 毎月総資産額×パーセンテージで引かれる
- 信託財産留保額:0~0.3% → 売却時に取られる手数料
だいたいこれくらいになります。
ざっとみても維持費だけでも2~3%くらいは必要な感じですかね?
投資信託の売買が少なければ販売買付手数料は抑えることができますが、信託報酬は毎月引かれます。
信託報酬は0.5~2%なので、毎月の運用成績がこれよりも良くなければマイナスになってしまうということですね。
しかし、これは運営会社の利益となるものなので投資信託を利用している限り逃れられない手数料になります。
信託財産留保額はいわば売却手数料のようなものです。
無料となっているファンドも多く存在していますので、購入前にしっかりとリサーチしておきましょう。
ここにさらに投資信託の運用成績によって投資した資産の価格が変動することになります。
投資信託の運用成績を考えるのは難しいが最大損失なら想定できる?
投資を行う上で1番怖いのは損失を出すことです。
投資信託の運用はプロがやってくれているとはいえ、プロだって100%の運用ができるワケではありませんし相場次第ではどうしても苦戦続きになることも想像できます。
どれだけ考えてもどれくらいの運用益が出せそうなのかを安定的に予想することは難しいですが、最大損失についてはある程度想像することができます。
歴史的大暴落と聞いて誰もが思い浮かべるのはリーマンショックではないでしょうか?
リーマンショック直前の日経平均株価とリーマンショック後の株価を比べてみると、
- リーマンショック前:12214.76 円
- リーマンショック後最安値:7054.98 円
- 暴落率:42%
リーマンショック前後で最大42%の暴落に見舞われていることになります。
恐ろしすぎる暴落率ではありますが今後これ以上の暴落があるかといえばそう簡単に起こるはずもありませんので、最大暴落率の目安としてこの42%は考慮しても大丈夫でしょう。
まぁ、絶対はあり得ませんのであくまでも参考値として覚えておいてください。
ポイント投資のSPU+1倍のメリットはどれくらいなの?
次はポイント投資を行うことによりSPU+1倍となり、楽天市場のお買い物がどれくらいお得になるメリットがあるのかをみてみます。
まず、ポイント投資でSPU+1倍になるための条件ですが、
- 楽天ポイント1P + 499円分の現金
- 楽天ポイント500P
※500円のうち、1ポイントでも楽天ポイントを利用していればSPU+1倍になる。
1ポイント以上の楽天ポイントを利用して毎月500円以上のポイント投資をすることでSPU+1倍にすることができます。
それほどハードルは高くありませんね。
1ヶ月2万円のお買い物で200Pの還元
SPU+1倍は還元率1%になります。
1ヶ月のお買い物が2万円であれば還元されるポイントは200Pとなります。
5万円のお買い物であれば500Pの還元となります。
いくら購入しても還元率は1%ではありますが購入金額が大きければその分還元されるポイントも多くなるのは嬉しいですね。
投資信託の最大暴落率42%とSPU+1倍のポイント還元を比較すればリスク評価できる
今回比べてみたいのはSPU+1倍にするためにポイント投資を毎月500円以上する価値があるのかどうかです。
そこで比較検討する材料は、
- リーマンショックの最大暴落率42%
- SPU+1倍によるポイント還元
となります。
まず、今後起こりえる最大級の経済ショックでの暴落を42%と仮定すると、
- 500円 × 42% = 損失額210円
次に損失額210円分のポイント還元を受けるために必要な楽天市場でのお買い物額は、
- 210円 ÷ 1% = 21,000円
21,000円のお買い物をすれば210Pがポイントとして還元されることになりますね。
つまり、毎月21,000円以上のお買い物を楽天市場でしている方はよほどのことがない限りポイント投資がマイナスになることはあり得ないということですね。
ちなみに、毎月のお買い物金額が10,000円の場合は100P還元となりますが、ポイント投資額の20%が戻ってきていることになります。
ポイント投資+SPUによるポイント還元をセットで考えればなかなか魅力的な組み合わせだと思いませんか?
楽天証券の口座開設はこちら楽天証券のポイント投資まとめ
今回は楽天証券のポイント投資によるリスクとSPU+1倍にするメリットのどちらが高いかを比べてみました。
毎月楽天市場で10,000円以上お買い物されている方はポイント還元でポイント投資の20%を回収しています。
21,000円以上お買い物されている方ならリーマンショック級の大暴落が来てもトータルで損をする可能性はとても低いことがわかりました。
投資信託なので基本的には運用益はプラスになるはずですので、SPU+1倍によるポイント還元と合わせて考えれば20~40%以上の運用益にすることも可能となります。
ただし、これはSPU+1倍の最低条件である500円のポイント投資を毎月行った場合に限ります。
投資額が増えるほどSPU+1倍の効果が薄れてしまうので、確実性を求めるのであれば毎月500円までをポイント投資に回るのがベターです。
メリットの方が大きいと感じた方はいますぐ楽天証券の口座を開設してポイント投資をはじめましょう!
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