au WALLETポイントはauスマホの代金支払いに充填できるほか、au PAYマーケットでも利用できましたが、2020年5月21日にPontaポイントに統合されました。
Pontaポイントはじゃらんやホットペッパーでも利用できますが、1番身近なのはローソンでの利用でしょうね。
au WALLETポイントがPontaポイントに統合されることにより、Pontaポイントのメリットが大きすぎるためスマホ代金の支払いに充てて消費するのはとても大きなデメリットに変わりました。
Pontaポイントをスマホ代金の支払いに使うのはどんなデメリットがあるのか覚えておきましょう。
Pontaポイントはローソンなどの店舗で利用可能
Pontaポイントは身近なところでいうと、
- ローソン
- じゃらん
- ゲオ
などで利用することができます。
ポイントを貯めることもできますし、ポイントを1P=1円で利用することもできます。
これまではau WALLETポイントだったので、auのスマホ代金に充てたり、au PAYマーケットで利用するくらいしか選択肢がなかったので利用可能店舗が増えるのは大きなメリットですね。
Pontaポイントは3つのコースから選んでスマホ料金の支払いに充てる
Pontaポイントは月々のスマホ料金の支払いに利用することができます。
何ポイントでもスマホ料金にあてることができるのではなく、3つのコースから選ぶことになります。
Pontaポイントをスマホ料金の支払いに充てる場合の3コース | |
コース | 月々の引き当て額 |
3,000ポイントコース | 毎月500円分 × 6ヶ月充当 |
6,000ポイントコース | 毎月1,000円分 × 6ヶ月充当 |
12,000ポイントコース | 毎月2,000円分 × 6ヶ月充当 |
たとえ3,000ポイントをスマホ料金の支払いにあてたとしても一度に3,000ポイントが差し引かれるわけではなく、500円分が6ヶ月間に分割して引き当てられます。
ポイントを使いきって解約されるのを防止するための対策なのかもしれませんが、スマホ料金が安くなった気がしないように感じますね。
ポイント充填での損は支払い方法がクレジットカード払いのみ発生
auのスマホ料金の支払い方法は、
- クレジットカード払い
- 口座振替
- 請求書払い
などがあります。
この中でポイント還元を受けることができるのはクレジットカード払いですね。
Pontaポイントをスマホ料金の支払いに充填する場合、充填された分のクレジットカード決済額が減ることになります。
クレジットカードの支払いが減った分だけポイント還元の損が発生することになります。
ポイントをスマホ料金の支払いに充填した場合どれくらい損するのか?
Pontaポイントをスマホ決済に充填した場合にどれくらい損するのかを考えるために、サンプルケースとして3,000Pを6ヶ月にわけてスマホ料金の支払いに充てる場合を考えてみます。
- 充填ポイント数:3,000P
- クレジットカードの還元率:1%
- 3,000P × 1% = 30P
3,000Pを支払いにあてたとしても還元率1%のクレジットカードであれば30P分の損となります。
わずかに30Pの損と考えればそれほど気にする必要もないとも考えられますが、実際のところどうなんでしょうか?
ローソンのお試し引換券で2~3倍の価値で利用する機会がなくなる
ローソンといえばポイントを消費してゲットできるお試し引換券は有名ですよね。
お試し引換券ではPontaポイント1Pに対して2~3円分の価値でポイント換算をしてくれます。
たとえばこのリプトン グリーンティー日向夏ミックスはPontaポイント40Pで交換することができます。
- 124円 ÷ 40P = 3.1倍
Pontaポイントの交換レートは3.1倍なのでとてもお得に商品と交換できていますね。
Pontaポイントをスマホ料金の支払いにあててしまうとお試し引換券に交換することができなくなるので、充填したポイントの2〜3倍分の金額を損しているとも考えることができます。
さきほどの例でいえば、3,000Pの3倍なので9,000円の損と考えればかなり大きな金額になりますね。
au PAYマーケットの増量キャンペーン1.5倍の恩恵が受けられない
Pontaポイントはau PAYマーケットでPontaポイント(au PAYマーケット限定)に交換することができます。
au PAYマーケットのなにがお得かというと増量キャンペーンを利用するとPontaポイント(au PAYマーケット限定)への交換で20~50%増量で交換できること。
キャンペーン時には77%増量なんてこともあるので、とにかく増量キャンペーンがお得です。
Pontaポイントをスマホ料金の支払いに使ってしまうとこのキャンペーンを利用することはできなくなるので結構な損失になります。
- 3,000P × 1.5倍 = 4,500P
50%増量キャンペーンを利用すると3,000Pが4,500Pになるので1,500円分もお得になります。
さすがにこれだけお得になると楽天市場よりもお得になることの方が多くなります。
機会損失という意味でPontaポイントをスマホ料金の支払いに充てるのはもったいないですね。
Pontaが使えるお店でポイント利用すれば還元損はなくなる
auスマホ料金にPontaポイントを充填した場合、クレジットカードの決済額が減ることになります。
だったらPontaポイントはスマホ料金に充填するのではなくPontaポイントが使えるお店で使ってしまえばポイント還元の損はなくなりますよね。
これさえ意識すればしっかりと対策することができます。
ただし、注意しておきたいのはPontaポイントが使えるお店でもクレジットカードが使えるのであれば還元損が起こってしまう可能性があること。
- じゃらん
- 昭和シェル
このあたりのお店だと普段からクレジットカードを利用している可能性が高いですよね?
逆にケンタッキーやゲオであれば現金払いが多くなる傾向があるはずです。
大事なのはクレジットカードの決済額を減らさずにPontaポイントを利用することなので、うまく使い分けをしましょう。
PontaポイントはPontaが使えるお店で消費しよう!
Pontaポイントはスマホ料金の支払いに充てることはできますが、スマホ料金をクレジットカードで支払っている場合、クレジットカード分の還元が減ってしまいます。
Pontaポイントは1P=1円で利用することができますが、
- ローソンのお試し引換券に利用することで2~3倍の価格の商品に交換できる
- Pontaポイント(au PAYマーケット限定)に20~50%増で交換できる
というメリットがあります。
スマホ料金に充ててしまうとこのメリットを受けることができなくなってしまうのでとても勿体ない。
損するわけではないんですが、スマホ料金に充てなければもっとお得に利用することができるのは事実。
Pontaポイントはスマホ料金にあてるのではなく、Pontaが使えるお店で使う方が絶対にお得なのでおすすめです。
覚えておきましょう!
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