パソコンの動きが遅すぎてイライラすることありませんか?
買ったばかりの頃はちゃんと動いていたのに、最近ではたいした作業もしていないのにフリーズばかりしていて動かない場合はメモリをチェックしてみましょう。
わたしのパソコンも最近はフリーズしてばかりで使い物にならなかったのでなにが原因なのか考えていました。
たいした作業をしているわけではありませんのでメモリが足りていないなんてことはないと思っていましたが、明らかに足りていませんでしたね…
ということで、今回はパソコンの動きが遅すぎる場合のメモリ増設方法を紹介します。
Lavie NS600/KAのスペック
Lavie NS600/KA スペック | |
型名・型番 | NS600/KAシリーズ PC-NS600KAシリーズ |
インストールOS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | 第8世代 インテルR Core i7-8550U プロセッサー |
動作周波数 | 1.80GHz(インテルR ターボ・ブースト・テクノロジー2.0に対応 :最大4.00GHz) |
コア数/スレッド数 | 4コア/8スレッド (インテルR ハイパースレッディング・テクノロジーに対応) |
キャッシュメモリ | 8MB |
メインメモリ | 4GB(DDR4 SDRAM/オンボード 4GB、 PC4-17000対応、デュアルチャネル対応可能)/20GB |
内蔵ディスプレイ
|
15.6型ワイド スーパーシャインビューLED液晶 |
グラフィックスメモリ (メインメモリと共用) |
約2GB |
ストレージ | HDD 約1TB(Serial ATA、5400回転/分) |
Windows 10 Home 64ビットでCore i7なので普通に上等なスペックのパソコンになります。
使い方としては持て余してる感がありますが…
これに対して積んでいるメモリは4GB。
いささか役不足なメモリな気もしますが、やはりフリーズばかりしてくれる原因はこいつにありましたのでメモリ増設が必要と判断しました。
メインメモリの欄には
- デュアルチャネル対応可能
- 20GB
と書かれていますので、メモリの増設は最大20GBまで可能そうですね。
メモリが足りているかどうかを確認する方法
まずはメモリの使用量がどんな感じなのかを確認しておく必要があります。
メモリの使用状況は「Ctrl+Alt+Delete」を同時に押してタスクマネージャーを開き、パフォーマンスで「メモリ」を選択して確認します。
ちなみに、メモリの使用量は50%以下が理想、多くても60%あたりまでが安定して利用できるメモリとなります。
上の画像ではほとんどアプリもなにも開いていない状態で64%に達しています。
ガンガン作業している時は仮想メモリも使っている状況でした。
そんな状態では動作も緩慢…どころかフリーズしてしまうのも仕方ないですね。
メモリの増設方法
メモリの増設には空きスロットルが必要です。
たまーに空きスロットルのないパソコンもあるようですが、後から追加することはできないので購入時点でそこまでチェックしていなければもはやどうしようもありません。
お手持ちのパソコンの仕様を確認してみるか、実際に分解してみて確認するしかありません。
ちなみに、メーカー記載の仕様には空きスロットルが無いように書かれていても実際には付いていることもあるので1度分解してみるのが確実なようですよ。
メーカーとしては個人でのメモリ増設は推奨していないから、内部構造がややこしくて増設しにくい場合などに空きスロットルの記載がなくなっていることがあるみたいです。
パソコン裏面のねじを外す
ようやくですが、メモリ増設作業の方に進みます。
まずはパソコン裏面のねじを外して裏カバーを取っ払います。
Lavie NS600/KAの場合は12ヶ所のねじを外すとカバーを取り外すことができました。
パソコンによってはねじが隠れていたりするのでよくチェックしてみてください。
メモリ増設用の空きスロットルがあるかを確認する
ねじを外して終えたら裏カバーを外していきます。
DVD-ドライブの部分が外れにくくなっているので、反対側の角から外し始めるとやりやすいです。
カバー外したら空きスロットルの確認です。
Lavie NS600/KAの場合は赤枠部分に空きスロットルがありました。
残念ながら空きスロットルは1個だけですが、パソコンによっては2個ある場合もあります。
スロットルの形状はどれもこんな感じですので覚えておきましょう。
用意したメモリを取り付ける
メモリの取り付けはこの写真のように、斜め30°くらいで差し込みます。
そこから水平になるように押し込んでいくとカチッとハマります。
メモリが折れてしまうんじゃないか不安になりますが、斜めに差し込まないと奥までささらないのでメモリを認識してくれません。
折れてしまいそうで不安ですが、これが正しいやり方なので安心してください。
取り付けが完了すればメモリの増設は完了です。
ちなみに、今回増設したのは8GBのメモリです。
空きスロットルが2つある場合は4GBを2つ追加して8GBとする方が性能は出やすいですが、スロットルが1つしかないので仕方ないですね。
20GBまで増設できたのですが、あまり予算もないので8GBに落ち着いた感じですね。
根本的にメモリが足りていなかったので8GBの増設でかなり改善されましたよ。
パソコンを起動してメモリが増えていることを確認する
メモリの取り付けが完了したらカバーを元に戻し、パソコンを起動して増設が反映されていることを確認します。
メモリの確認は先ほどと同じ手順で、「Ctrl+Alt+Delete」を同時に押してタスクマネージャーを開き、パフォーマンスで「メモリ」を選択して確認します。
8GBのメモリを増設したのでメモリの表示が12GBに変わっていますね。
ここまで確認できればメモリの増設は完了です。
あいかわらずCドライブは100%になっていますが起動して時間が経つと正常になりました。
メモリの増設でさくさく動くようになったし、SDDへの換装まではいったん保留して良さそうね。
パソコンの動きが悪いならメモリを確認してみよう
今回はパソコンの動きがノロノロする方、フリーズして困っている方向けにメモリの増設方法を紹介しました。
そもそもOSがWindows10の場合は2GBくらいのメモリを消費してしまうようなので、メモリが4GBだと残りはたったの2GBになります。
それで収まるくらいの作業しかしないのであれば問題ありませんが、余裕をもって8GBくらいのメモリは積んでおきたいですね。
たいした作業をしていなくても思った以上にメモリを食ってしまいます。
なんか最近動きが悪いな、と感じた方はメモリを確認してみましょう。
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