政府主導によるスマホ料金の低減案が出そろいましたが、auユーザーならMNPなど乗り換えするようもauの新プランpovo(ポヴォ)へのプラン変更で安くなったらいいのにな、というのが本音じゃないかと思います。
やっぱりキャリア変更ってしない方は全然しないはずなので、面倒で仕方がないという層は絶対いると思います。
そこで、au現行プランとpovoで比較してみて、どんなプランだったらpovoへプラン変更した方がよいのかを検討してみます。
個人的な感想ですが、ピタットプランはもはや不要ですね。
20GBが最安値のpovoのプラン内容を確認
まずはpovo(ポヴォ)のプラン内容を確認してみます。
- 20GB:2,480円/月
- 20GB以上では1Mbpsに速度制限 (従来比約8倍 128kbps)
- +500円/月で5分内通話かけ放題 (→ 2,980円/月)
- +1,500円/月で通話かけ放題 (→ 3,980円/月)
- 24時間データ使い放題のオプション200円/日
- データ容量1GB追加購入500円/回
- プラン変更はオンライン申し込みのみ
ざっと書き出してみましたが、これでだいたいのプラン内容はわかりますね。
基本プランでは電話かけ放題は入っていませんので、5分以内の通話が多い方であれば5分以内通話かけ放題、長時間の電話が多い方はかけ放題のオプションを追加した方がコストを抑えられます。
LINE通話も便利になってきましたし、あえてかけ放題オプションを付けなくてもありかもしれませんね。
かけ放題を基本プランとして組み込んでいない分、20GBまでの基本料金2,480円はdocomo・ソフトバンクと比べても最安値となっています。
20GBバイト以上の通信に関しては速度制限がかかってしまいますが、制限速度は128kbpsから1Mbpsへと約8倍も早くなっているため、速度制限状態でもYoutubeやNetflixなどを楽しむこともできます。
povo(ポヴォ)とデータMAX/ピタットプランなど既存プランとの比較
今回はキャリアはauのまま、プラン変更のみを前提としてどれくらいコスト差が出そうなのかを見てみたいので、データMAXやピタットプランを対象として月々の料金を比較してみます。
月々のプラン料金比較 | |||
povo | データMAX | ピタットプラン | |
基本料金 | 2,480円/月 上限20GB |
7,480円/月 ※2GB以下の通信量の場合は1,480円自動割引 上限30GB |
0~1GB:2,980円/月 1~4GB:4,480円/月 4~7GB:5,980円/月 |
スマホ応援割 | – | -1,000円/月 ※翌月から6ヶ月間 |
– |
家族割プラス | – | 4人以上で加入:-2,020円/月 3人で加入:-1,000円/月 2人で加入:-500円/月 |
3人で加入:-1,000円/月 2人で加入:-500円/月 |
auスマート バリュー |
– | -1,000円/月 | ~1G:なし 1G~:-500円/月 |
月額料金 ※最安値の場合 |
2,480円/月 | 3,460円/月 | 1,980円/月 |
5分以内かけ放題 通話定額ライト2 |
+500円/月 | +500円/月 | +800円/月 |
かけ放題 通話定額2 |
+1,000円/月 | +1,000円/月 | +1,800円/月 |
ざっとかき出してみましたが、従来のプラン料金って家族割やらスマートバリューやらで割引が多すぎですね。
割引の恩恵が受けられた場合は安くなるんですが、恩恵を受けられなかった場合は全然安くないプランですね…
それに比べるとpovo(ポヴォ)は割引なしでシンプルな料金設定になっていてわかりやすい!
povoへのプラン変更で節約になるかどうかは割引適用額がいくらになるか次第ということになります。
なんでこんなややこしい料金設定にしてたんだろ。。。
povo(ポヴォ)でスッキリわかりやすくなってよかったわね♪
家族割が適用されない方はpovoがお得
データ量が多いかどうかにか関わらず、家族割が適用されない方は新プランのpovo(ポヴォ)に切り替えた方がお得になります。
- povo:2,480円/月, ~20GBまで
- データMAX:5,480円/月, ~30GBまで
- ピタットプラン:1,980円/月, ~1GBまで,1GB超えると+1,500円
これが家族割を除いた場合の最安値プランになります。
データMAXプランの割高さが目立ちますが、テザリングによるデータシェアができるので家族分のデータ容量をまるっと補うことが目的のプランのようなものなので、1人で利用する場合は当然割高になってしまいます。
povoとピタットプランの最安値ではピタットプランの方が安くなりますが、使用できるデータ量がケタ違いです。
5分間かけ放題プランを追加した場合は、
- povo:2,980円/月
- データMAX:6,280円/月
- ピタットプラン:2,780円/月
となるので、ピタットプランとpovoの差はわずかに300円となってしまうことを考えれば、あえてピタットプランを選ぶ必要はないですね。
家族割が適用されない方は迷わずpovoにプラン変更して間違いないでしょう。
家族割適用+データ使用量が多い方はデータMAXの方がおすすめ
家族割が適用されてデータ使用量も多い方はpovoよりもデータMAXの方がお得になります。
- povo:2,480円/月, ~20GBまで
- データMAX:3,460円/月, ~30GBまで
- ピタットプラン:3,480円/月, ~7GBまで
データ使用量が多い場合の最安値はpovoとなりますが、仮に家族割(4人)が適用される方の場合は2,020円引きになるのでpovoとの金額差は980円となります。
料金として高いのはデータMAXプランなんですが、データ消費量が多いのであればpovo代金に+980円を10GB分余計に使用することができるデータMAXの方が断然お得になります。
家族は格安シムで最低限格で契約しておき、家族みんなでデータをシェアしてトータルコストを抑える戦略もとれるのがデータMAXプランの魅力ですね。
月々のデータ消費量から最適プランを選んでみる
月々の データ消費量から選ぶおすすめプラン | ||||
家族割あり | 家族割なし | |||
おすすめプラン | 料金 | おすすめプラン | 料金 | |
~1GB | ピタットプラン | 1,980円/月 | povo(ポヴォ) | 2,480円/月 |
1~20GB | povo(ポヴォ) | 2,480円/月 | ||
20GB~30GB | データMAX | 3,460円/月 | ||
30GB~ | povo(ポヴォ) | 2,480円/月 |
ちょっとだけ見方を変えて、毎月どれくらいのデータ消費量なのかをベースにおすすめプランを考えてみました。
というのも、旧プランについてはデータの消費が少ないほど料金割引が大きくなっているため、2GB以上使う方にとってはお安くないプランになります。
それらを踏まえて考えると、ほとんどのケースでpovo(ポヴォ)の方がおすすめできるという結果になりました。
毎月1GBも使わないのであればピタットプランが最安値になりますが、家族割がなければpovo(ポヴォ)の方が安くなります。
1GBも使わないのであれば格安シムに切り替えた方がリーズナブルだと思いますね。
ただ、最強のpovo(ポヴォ)であっても20GB以上では速度制限がかかってしまうため、快適に利用することはできません。
20~30GBの範囲であればデータMAXがおすすめですが、家族割がなければ超割高プランになります。
20GBに収まるようにデータの節約を心がけ、それでもダメなら1Mbpsで我慢してpovo(ポヴォ)を利用する方が確実に経済的です。
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povo(ポヴォ)は既存プランよりお得です
今回はauの新プランpovo(ポヴォ)に変更することで月々のスマホ料金を節約することができるかどうかを考えてみました。
結果、既存のプランでは家族割や消費データ量が少ないなどの条件が整わないとお得にはならないということがわかりました。
特にピタットプランを選ぶメリットは感じられませんでしたね。そこまで最小限なりようなのであれば格安シムへの移行を考えてよいレベル。
大多数の方はpovoへの移行を前向きに考えた方がお得になりますね。
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