ここ数年で利用者が急増したスマホ決済サービスとして注目を浴びているのが楽天によって提供されている楽天ペイです。
この楽天ペイはその利便性の高さから非常に扱いやすいサービスだといえますが、2016年にサービス開始したばかりであるため知名度はまだそれほど高くないというのが現状です。
そこで今回は楽天ペイとはどういうサービスなのかを、
- 楽天ペイの使い方
- 楽天ペイを使えるお店
- 楽天ペイの注意点
この3つの項目を交えて紹介していきます。
楽天ペイとは?
楽天ペイとは2016年から開始された、楽天IDとパスワードを使用して、楽天関係や楽天の提携先で決済が行えるサービスです。
支払い範囲はオンライン上のみに限らず、街中のコンビニ、飲食店、各ショップといった数多くの加盟店まで及ぶため、生活の中での支払いを楽天ペイのみで済ませることもできます。
また、楽天ペイは利用時における防犯性が優れていることも特徴。
同サービスはスマートフォン等の端末で支払いを行うものなので、クレジットカードを提示する必要がありません。
このため、スキミングや盗難等のクレジットカード被害を防ぐことが可能となっています。
そんな便利で安全性の高い楽天ペイは楽天キャッシュ、楽天ポイント等のサービスにも対応済み。
ポイントの貯蓄、キャッシュの送金でも活躍しています。
楽天ペイの使い方
ここからは楽天ペイの具体的な使い方を2つの項目に分けて説明していきます。
わかりやすくまとめていますので、サクッと読んでください。
楽天ペイの基本的な使い方
楽天ペイのサービスを利用するには、
- iPhoneであればiOS8.0以上の端末
- アンドロイドであればAndroid4.3以上の端末
これらを満たしたスマートフォンとクレジットカード、そして無料アプリのダウンロードが必要となります。
アプリの設定自体は特に難しい要素はなく、楽天ペイアプリにクレジットカード情報等の必要情報を登録すると、その瞬間から各加盟店・各オンラインショップでお財布要らずのスマホ決済が可能です。
この際、複数のクレジットカードを登録することも可能であるため、利用しているカードが残高を超えて支払いが出来ない場合は、別カードでの支払いを済ませることもできます。
ちなみに楽天ペイでの支払い方法はこちらの3通りの方法があります。
- コード読み取り
- QR払い
- セルフ支払い
取り扱い店や状況に合わせて選択すると良いでしょう。
楽天ペイ利用に関する設定の追加や削除はアプリのほか、楽天Webサイトに存在するMy Rakutenからも行えます。
さらに、楽天ペイでは楽天キャッシュでチャージした金額を個人間で送付することが可能です。
こちらは飲み会などのイベントで幹事がお金を集める場合や支払いを個別に行う時などに重宝しますね。
ポイントによる支払いが可能、しかも楽天ペイ利用により更にポイントが貯まる
楽天ペイの魅力的なところはまだまだあります。
それは楽天スーパーポイントでも決済が行えること。
楽天スーパーポイントには、こちらの2種類のポイントが存在します。
- 通常ポイント
- 期間限定ポイント
楽天ペイではどちらのポイントも支払いに使用できるので、楽天ペイを使う上での大きなメリットだといえますね。
これまで期間限定ポイントは、オンライン上の一部サービスでしか使用できなかったり使用期間が限られているなど、ポイントとして扱いにくいのが悩みどころでした。
しかし、楽天ペイを使うだけで期間限定ポイントも有効活用しやすくなるのです。
そして、楽天ペイで支払いする毎に楽天スーパーポイントを獲得できるのもメリット。
もちろん、楽天ペイの支払いで貯まったポイントは楽天ペイの支払いにも使用することができます。
ただし、2019年3月時点では1回の支払いで利用できるのは5000ポイントまでとなっていますので注意してください。
なお、楽天ペイのポイント還元率は基本200円につき1ポイント(還元率で表すと0.5%)ですがクレジットカードのポイント還元率に追加する形で発生することを覚えておきましょう。
つまり、楽天ペイに楽天カード(ポイント還元率基本1.0%)を組み合わせれば、楽天ペイの支払いによる還元0.5%とクレジットカード決済による還元1.0%を足して、合計1.5%という高還元率で楽天スーパーポイントを獲得できることになります。
ただクレジットカードでお買い物をするくらいであれば楽天ペイを使用した方が断然お得ということですね!
楽天ペイを使ってみた感想やメリット・デメリット楽天ペイの注意点
ここまでの説明では楽天ペイのいいところばかりでしたが、もちろん楽天ペイにも注意しなければならない点もあります。
利用時に通信料が発生してしまう
楽天ペイアプリ自体は先程お伝えしたように無料です。
しかし、決済にはデータ通信が必要となるため、通信費がどうしても発生するしてしまいます。
パケ放題などで通信量の上限が決まっていない方は気にしなくて良いかもしれませんが、データ通信を使った分だけ請求がくるような料金プランになっている方は留意しておくべきポイントですね。
電波が届かない場所・出せない状態では使えない
当然といえば当然ですが、楽天ペイの決済はデータ通信を利用して行いますので、電波が届かない場所、つまり通信圏外では楽天ペイは利用することができません。
また、電波を出せない状態=電池切れの状態でも使うことができません。
せっかく楽天ペイを使ってスマホ決済ができて便利になっても、次は電池切れの心配をしなければならなくなってしまうんですね。
これは楽天ペイに限らず、他のスマホ決済(バーコード決済)でも同様です。
クレジットカードブランドによっては楽天ペイが利用できない
基本的に使用するクレジットカードは楽天カードに属するものならば問題ありません。
ですが、他サービスから提供されているクレジットカードの場合、下記ブランド以外のものは使用クレジットカードとして楽天ペイアプリに登録できない可能性があります。
- VISA
- Mastercard
- American Express(アメックス)
- JCB
- ダイナーズクラブ
- Discover
一般的なVISA、Mastercardなどの国際ブランドであれば問題なく登録することができます。
まずはご自分がお持ちのクレジットカードが楽天ペイに登録可能なものかどうかを調べてみてください。
楽天ユーザーであれば楽天カードを使うことで楽天でのお買い物が最大で5%還元となります。
楽天ペイのお支払いに楽天カードを登録することで5%還元のキャンペーンも開催中ですので、楽天ペイを使うのであれば楽天カードを登録するのがおすすめです。
【楽天経済圏攻略】楽天ペイ×楽天カード×楽天銀行で還元率最大化する方法楽天会員のランクによってサービスの追加がある
厳密にいえばメリットでもあるのですが、楽天ペイは使用者の楽天会員ランク次第でサービスが少し変わるので注意しましょう。
たとえば、楽天会員の中でも最上位クラスであるダイヤモンド会員ならば楽天関係以外のカードを登録できたり、各支払いの金額上限が高めであるなど、サービス利用しやすい要素が揃っています。
一方、1番下のランクであるレギュラー会員だと楽天以外のカードは登録できず、支払い上限も控えめになっているなど、デメリットがあります。
楽天ペイのセキュリティやスマホを紛失した際の利用停止手続きの方法楽天ペイが使えるお店
楽天ペイ取り扱い加盟店は2018年初頭時点で5000店舗以上にもなります。
さらに下記にあるように様々なお店が加盟店として名を連ねています。
もちろん、加盟店数は随時追加されているため、これからも楽天ペイ活用の幅が更に広がっていく可能性が高いのも魅力的ですよね。
楽天ペイ取り扱い加盟店(一部)
- ローソン
- 和民
- メガネスーパー
- ファミリーマート
- 松屋
- アオキ
- エディオン
- ケーズデンキ
- アート引越しセンター
- ミニストップ
- ポプラ
- ピザーラ
- ジュンク堂書店
- はなの舞
- 白木屋
などなど、5000店舗以上の加盟店があるのでここでは紹介しつくすことはできませんが、私の思いつく有名どころを挙げてみました。
楽天ペイに限った話ではありませんが、スマホ決済って家電量販店ではほとんどのお店で対応しているんですよね。
割と大きな還元キャンペーンが多いのもスマホ決済の魅力ですが、家電量販店では大きなお買い物をすることも多く、スマホ決済×家電量販店の組み合わせってかなり強力なんですよね。
まとめ
楽天ペイの概要から基本的な使い方や使えるお店・注意点などについて解説しました。
楽天ペイはスマートフォンがあればお買い物をすることができるとっても便利なサービスで、取り扱い加盟店の多さも魅力です。
しかもクレジットカードを利用する関係から、楽天ペイ利用分とクレジットカード利用分によるポイント2重取りが容易に行えるほか、使用期限が限られていて扱いにくかった期間限定ポイントも有効活用できます。
通信が支払いの度に必要であること、楽天以外のカードは使用ブランドが限られること、楽天会員のランクによってサービスの幅が多少変わってしまうことなどについては注意しておかなければいけませんが、デメリットよりもメリットの方が多く感じられますよね。
なにより、楽天がサービスを提供している楽天ペイなので、サービスとしての信頼度も抜群です。
この機会に便利な楽天ペイを利用してみてはいかがでしょうか。
楽天ペイのポイント還元率やキャンペーン
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