キャッシュレス決済はどんどん登場してきていますし、CMで見かけることも多くなりました。
LINE Payは頻繁にキャンペーンの告知もありますし、キャッシュレス決済が定着しているのかな?と感じています。
でもですね、実際のところ自分で使っている以外でバーコード決済している方ってほとんど見たことないんですよね。
だからといってバーコード決済しているかどうかを見るためにレジの前に立っているわけにもいきませんよね。
なので100人の方にアンケート調査してみて、実際のところPayPayやLINE Pay・楽天ペイなどのキャッシュレス決済は定着してきているのかを確認しました。
100人の方にキャッシュレス決済についてアンケートした結果
キャッシュレス決済が実際に使用されているかどうかを確認するために、今回は100名の方にWEB上でアンケート調査を行いました。
アンケートの内容はこちら。
- 現在、キャッシュレス決済を使用していますか?
- 使用しているキャッシュレス決済はどれですか?
- 使用していない方はどのキャッシュレス決済に興味がありますか?
- 【使用している方】キャッシュレス決済のメリット・デメリットを教えてください
- 【使用していない方】キャッシュレス決済を使用しない理由を教えてください
あとから思ったんですが、年齢聞いておけばよかったです。
年齢層できっとバラツキはあるはずなんですよね。
分母が100名だと統計学的には少し誤差が大きい結果になる可能性があるようなので、ある程度の参考値としてみてください。
現在、キャッシュレス決済を使用していますか?
まずは【現在、キャッシュレス決済を使用していますか?】という項目のアンケート結果ですが、なんと44人の方がキャッシュレス決済を使用しているという答えが出ました。
さらに、使用していないが興味がある方は37人なので、81人の方がキャッシュレス決済について前向きに考えているということになります。
興味はあるものの実際に使ってみるところまではいたっていない方も、これからも続くキャッシュレス決済のキャンペーンCMなどで使い始める可能性は高いと思います。
すでにキャッシュレス決済はごく一部の人しか使っていないという状態ではないといえます。
私の周りではそんなに見かけない気がしていましたが、これは杞憂だったということですね。
ただ、後述の内容を見ていただければわかるのですが、ここでいうキャッシュレス決済にはWAONなどのプリペイドカードを利用したものや、Apple Payなどのバーコード決済以外のキャッシュレス決済も含まれています。
それをふまえて考えても、意外にもキャッシュレス決済は日常生活に浸透していることがわかりました。
使用しているキャッシュレス決済はどれですか?
実際にキャッシュレス決済を利用している方はどのサービスを利用しているのかを確認してみました。
するとおもしろいことにPayPayとLINE Pay、楽天ペイが同率1位の21%の利用という結果に。
私のイメージでは楽天ペイってそれほど使われてはいないと思っていたのですが、そこはさすが楽天。
楽天を利用しているユーザーへのポイント還元がアップするキャンペーンなども開催しているので、楽天ユーザーをそのまま楽天ペイのユーザーへとつなげているようです。
Origami Payのユーザー割合はわずかに5%にとどまっており、使える店舗数がそれほど多くはないとい今の現状をそのまま反映しています。
また、バーコード決済であるd払いも含まれて入るのですが、バーコード決済ではない、クレジットカードをスマホに登録して使うおサイフケータイ系や交通系ICカードなどのキャッシュレス決済も32%を占めており、還元率よりも素早い決済ができる利便性の方を重視されている方も一定数はいるということがわかりました。
【楽天経済圏攻略】楽天ペイ×楽天カード×楽天銀行で還元率最大化する方法
どのキャッシュレス決済に興味がありますか?
キャッシュレス決済を利用していない方にはキャッシュレス決済に興味があるかどうかを聞いてみました。
すると100億円キャンペーンのCMで一気に知名度を上げたPayPayが30%でもっとも興味のあるキャッシュレス決済ということがわかりました。
次に25%で楽天ペイ。
続いてLINE Payやバーコード決済以外のキャッシュレス決済は13%と同率という結果になりました。
ここでも楽天ペイは興味を持たれているという結果が出ましたが、楽天ペイはそれほどCMを流しているわけでもないのに興味はあると答える方が多いのは、やはり楽天のユーザーが一定数いるということなんでしょう。
一方、興味はないと答えた方も16%いました。
口コミ結果を見ていると割と現金主義の方も多く、セキュリティ面も信用していいものか判断しかねているという意見が一定数あったんですね。
確かに、キャッシュレス決済は便利な反面、セキュリティがしっかりしていなければ金銭的なデメリットを被る可能性も高くなります。
キャッシュレス決済を利用しなければそういったリスクを考慮する必要もなくなりますからね。
安全第一主義の方は今後もいなくなることはないでしょう。
【増税の悲劇】還元率改悪&PayPayチャンス仕様変更でPayPayの還元率への影響は?
アンケート結果でわかったキャッシュレス決済のメリット・デメリットなどの口コミ
アンケートの締めくくりはキャッシュレス決済のメリットとデメリットを質問しました。
キャッシュレス決済を利用されていない方には「なぜキャッシュレス決済を利用しないのか?」を確認してみました。
100人分のアンケート結果を見ていると「なるほど」と思える内容や、「そこが気になるのか」という内容など、私自身ではあまり思いもつかなかった感想を知ることができました。
では、ざっと紹介していきますよ!
PayPayのメリット・デメリットなどの口コミ
メリットは少額の買い物でも気軽に使うことができる店。デメリットは意外とバーコードの読み取りなどに時間がかかることがある点。
yahooが出資して力を入れているサービスだけあって、今後の飛躍に注目しています。(実際モバイル決済トップ3にすでに入っていますし。)
ただしLINE Payのように、毎月何かしらのキャンペーンを定期的に開催してくれると良いな、と思います。
CMや広告、キャンペーンなどを大々的にうっているためか、他のスマホ決済より対応店舗数も多く店員さんも慣れている。
PayPayはローソンやファミリーマート、ミニストップなどのコンビニでも使えるので少額決済をする機会も多いかと思います。
少額の決済でも気軽に使うことができるというのは確かにメリットですね。
しかも、財布を取り出さずに使うことができるので本当に気軽に使えちゃいます。
私は感じたことはありませんが、バーコードの読み取りに時間がかかってしまうこともあるようです。
私もPayPayをメインに使用していますが、その理由はヤフーとソフトバンクが共同で運営しているからです。
日本を代表するこの2社が運営しているということは100億円キャンペーンのような大々的なキャンペーンも定期的に開催してくれるんじゃないかな?という期待もできることや、不具合が起こっても対応が早そうだな、という点にメリットがありそうだと感じているからです。
LINE Payほどキャンペーンを開催するのはなかなか簡単なことではないと思いますが、PayPayのキャンペーンにも期待しています。
セキュリティ面で脆弱性を露呈してしましましたが、逆に1度起こしてしまった不具合はしっかり対策を施してしてくれるはずです。
PayPayを実際に使ってみてわかったクレジットカードとの違いとリスク
LINE Payのメリット・デメリットなどの口コミ
メリットは、支払いが簡単でクレジットカードと同じように使えることと、LINEポイントが貯まること。また、キャンペーンなどで残高が貯まること。
デメリットは、チャージする手間がかかるということ。
バーコードを読み取ってもらうのに以外と時間がかかる。お財布を出さなくていいのは助かるから、これから伸びて行くと思う。
メリットは、ポイント還元キャンペーンなどでお得にポイントが貯まり、ポイントをそのまま支払いに使うことも可能であるところや、小銭をだしたり、お釣りのやりとりがなかったりするため、会計がスムーズに済むところである。
デメリットは、たまに会計の操作ができない店員がいるため、ちゃんと支払いができるか不安になってしまうことがある点である。
LINE Payの口コミでもバーコードの読み込みに時間がかることがデメリットとして挙げられていました。
私のイメージではそんなことはなかったんですが、他の口コミでも電波状況によっては読み込みが遅くなる、という意見もありました。
LINE Payに限った話ではありませんが、バーコードの読み込みが遅いのはスマホの画面に強化ガラスや保護フィルムを張っているからじゃないでしょうか?
商品についているバーコードと違い、スマホの画面に表示されているコードをレーザースキャナーで読み込むのだから、どうしても読み込みスピードは落ちてしまうはずです。
他にはチャージに時間がかかることもデメリットのようです。
今回の口コミを確認しているとキャッシュレス決済を現金からチャージして利用している方が結構多かったです。
チャージして利用する理由は使い過ぎを防ぎたいから。
バーコード決済は便利ですが、便利さが使い過ぎにつながってしまわないように、あえてチャージして使うことで使い過ぎを抑制しようとしている方が多いみたいでした。
LINE Payのサービス内容や還元率・支払い方法・お得なキャンペーン情報
楽天ペイのメリット・デメリットなどの口コミ
今まで使用先が限られていた期間限定の楽天スーパーポイントが支払いに利用でき、クレカを渡す必要がない。
一方電波の悪い場所だと、バーコードが表示されるのにかなり時間がかかる。
メリットは現金を持ち歩く必要が無くなることと、財布の中身が減って持ち歩きやすくなった。
クレジットカードを紐付けて使用しているため、ポイントの2重取りも出来て、お得に仕様ができている。
デメリットは、全ての店で使用できるわけではないという事と、アプリを開く手間がいるということ。
良くニュースでもやっていますが、使用する方もあまり知識がない上に、ただでさえまだまだ使える店鋪も少ない上に、店鋪の店員さん自体が超高齢化しているため時間がかかるのがデメリット。
しかし時代の流れを考えるといまのうちに使いこなすのがメリットだと思います。
メリット:楽天ポイントを貯めることができて楽天ユーザーには使い勝手がいい
デメリット: ここ最近利用店舗が増えてきたものの、大手コンビニのセブンイレブンではまだ対応していない。
楽天ペイのユーザーの口コミで目立ったのは楽天スーパーポイントを支払いに利用することができることにメリットを感じている方が多いようです。
楽天ペイは楽天の利用と絡めた口コミが多くて、
- 楽天ペイユーザー=楽天ユーザー
の図式が出来上がっているようです。
楽天の思惑通りですね。
楽天ペイまで口コミをみてきて、ようやくポイントの2重取りなどの還元率に注目している口コミが見つかりました。
みなさん、決済が楽になるというメリットは感じているのですがポイント還元に関してはそんなに注目していないようです。
これは意外でしたね。
楽天ペイのメリット・デメリットについて実際に使ってみた感想付きで解説!
その他キャッシュレス決済のメリット・デメリットなどの口コミ
【WAON】
イオンで買い物をすると曜日や商品によっては、ポイントが多く付くこともあるのでお得な感じがします。
デメリットは使えるお店が少ない感じがします。
【Apple Pay】
メリットとしては財布の持ち歩きが不必要になって支払いが楽です。ポイントが付いたりするのでお得感があります。デメリットとしては使えるお店が限られていることやApple Payのキャッシュレス決済の明細がかなり遅れた時期に合計がわかるので自分で管理するのが大変なことです。
【d払い】
メリットはですがクレジットカードが無くても使えることです。
コンビニをよく利用しますが、列に並んでいる間にd払いアプリを起動してバーコードを提示するだけでいいので楽です。デメリットは、加盟店でポイントの2重取りができないことです。
その他のキャッシュレス決済ではWAONの利用についての口コミもありました。
確かに、WAONはプリペイド式ですので、先払いタイプのキャッシュレス決済になります。
WAONは「5と5のつく日はポイント5倍」や「20日、30日5%オフ」などのキャンペーンが有名ですね。
イオンユーザーにとってはWAONに大きなメリットを感じますよね。
Apple Payの口コミでは決済の明細があがってくるのにタイムラグが生じるため、どれくらい使用したかを把握するのが面倒だというデメリットが寄せられています。
PayPayやLINE Pay、楽天ペイの口コミではバーコード決済だと使いすぎてしまう恐れがあるので心配だ、という声も多かったですが、どれくらい使用したかを把握しにくい、というニュアンスとは少し違いました。
- バーコード決済:いくら使ったかはアプリで確認できるが、お金を使った感覚がないため使いすぎる恐れがある
- IC系キャッシュレス決済:いくら使ったかは明細を確認しなければわからない上にお金を使った感覚がないため使いすぎる恐れがある
ざっくりとしていますが、バーコード決済とそれ以外のキャッシュレス決済ではいくら使ったかの確認のしやすさに違いがあります。
実際のところ、決済スピードだけでいえばPayPayやLINE PayよりもApple Payなどの方が早いですからね。
その代わり、利用明細をアプリで確認できることや、還元キャンペーンが多い点がバーコード決済のメリットともいえます。
PayPayなどのスマホ決済とWAONのどっちを使うべき?イオングループやミニストップでお得な支払い方法
キャッシュレス決済を利用しない理由
最後にキャッシュレス決済を利用していない方にはキャッシュレス決済を利用しない理由について聞いてみました。
現金と比較して支払いをしている感覚が薄いことと、無駄な支払いをしていることに気付きにくいからです。
また、チャージの手間がかえって面倒なのも理由です。
個人情報の問題が1番心配で、使用していません。
街のいろんなところでお財布がなくても買い物ができて便利だとは思いますが、その分、自分の個人情報をいたるところに流出させている気がして抵抗があります。
そもそもクレジットカードと現金で事足りるというお話で、わざわざ間に1社噛ませる必要性が皆無。
また、この一社をかませることの負担は金額に跳ね返り、トータルで見ると消費者たるわれわれに跳ね返ってくるから。
要は、必要ないものは使わないということです。
ニュースで個人情報流出と出てたので、まだセキュリティーが甘いのかなと思って使えてないです。
やはり目立ったのはお金の流れがわかりにくくなることや実際に財布の中からお金が無くならないため使いすぎてしまいそうだから利用しないという理由が多かったですね。
確かに、私も現金主義が1番お金を使わないと思います。
でも、私は使いすぎてしまいそうなリスクよりも財布を持ち歩かなくてもお買い物できる利便性の方にメリットを感じます。
このあたりは個人の考え方による部分が大きいですのでなんともいえませんが、現金主義の方も便利そうだとは感じているようですので、キャッシュレス決済がもっと普及してくれば変わってくるかもしれませんね。
あとはやはりセキュリティ面に心配があるという意見も多かったです。
実際にPayPayではクレジットカードの登録の点で不具合が起きていました。
キャッシュレス決済の不具合=大切なお金を失ってしまうリスクにつながる可能性が非常に高いことはデメリットですからね。
まだサービスの歴史は浅いので、不具合はこれからも起こる可能性はあります。
キャッシュレス決済を利用しなければリスクをなくすことができる、という考え方は正しいと思いますね。
【必読】クレジットカードよりもスマホ決済をオススメするセキュリティ上の理由

まとめ
今回はキャッシュレス決済の利用状況やメリット、デメリットについてアンケートした結果をまとめてみました。
キャッシュレス決済は実際に40%以上の方が利用していて、40%近い方が利用はしていないけれど興味を持っているということがわかりました。
キャッシュレス決済にはメリットもデメリットもありますが、便利だから使いたいと考えている方はPayPayだけではなくLINE Payや楽天ペイも使っているなど、積極的に利用しているケースもありました。
逆にキャッシュレス決済=リスクと考えている方も一定数いて、いまだ根強い現金主義の文化も残っていると感じました。
まだ紹介していない口コミもありますので「こんな回答ありましたか?」なんて聞いてみたい内容もあるかもしれませんので、コメントしていただければ探してみます。
ぜひぜひ参考にしてみてください。
【初心者におすすめ】使い勝手抜群&高還元率なスマホ決済3選


コメント