LINE Payカードとは、LINEが発行するJCBブランドのチャージ式プリペイドカードです。
物理的なカードタイプのLINE Payと思えば良いでしょうか。
JCBブランドですので国内外のJCB加盟店約3,000万店舗で利用することができます。
基本機能はLINE Payと同じですが、LINE Payの普及とともに使いにくいプリペイドカードになってしまいました。
今回はLINE Payカードのメリットとデメリットを説明しながら、どのような場面で利用するのが良いのかご紹介します。
LINE Payカードの作り方
まず始めにLINE Payカードの作り方を説明します。
作り方はとても簡単で、LINE Payの画面から「バーチャルカードをすぐに発行!」を選択。
次に「プラスチックカードを申し込む」を選択し、名前と住所を入力すれば完了です。
到着までには約1~2週間かかります。
LINE Payカードのメリット
LINE Payカードのメリットは通常のクレジットカードが持つ利点に似ています。
もちろんクレジット機能はありませんが、現金を持ち歩かないでもいいという点では同じですね。
ここではLINE Payカードのメリットを2つご紹介します。
カード決済なのでスマホを用意する必要なし
LINE payカードはプラスチック型のカードタイプとなりますので、クレジットカード(デビッドカード)と同じように使用することができます。
バーチャルカードの場合、加盟店にオンラインの設備が必要となりますが、プラスチックカードタイプの場合、オフラインのJCB加盟店でも使用することができます。
「スマホの電池が切れて決済できない」という時でも、LINE Payカードがあればいつも通りに決済できます。
これがリアルなカードであるLINE Payカードのメリットですね。
3%還元のLINE Pay VISAカードはkyashやLINE Payカードと連携させてポイント重ね取りできる?オートチャージでチャージの手間が省ける
プリペイド式はチャージが面倒だと感じる方も多いと思います。
LINE Payカードは自動的に口座からチャージを行ってくれるオートチャージ機能を搭載しています。
一定の残高を下回ると自動的にLINE Pay残高へチャージしてくれるので、残高不足を心配する必要がありません。
残高に関してもLINEからリアルタイムで見ることができるので安心です。
LINE Payカードのデメリット
いろいろと便利なLINE Payカードですが、もちろんデメリットも存在します。
というか、ここ最近ではデメリットが多くなってきてしまったので残念です。
どんなデメリットがあるのかを確認して利用するようにしましょう。
LINE Payカードはポイント還元対象外
これまではLINE Payカードの利用でもポイント還元があったのでこれはとても残念な改悪になります。
LINE Payはチャージ&ペイ以外ではポイント還元がなくなってしまいましたので、LINE Payカードを利用する場合はただのプリペイドカードと同じように利用できるだけになってしまいました。
あえてLINE Payカードを利用するメリットはありませんが、貯まったLINEポイントを消費する目的や、LINE Payが利用できないお店での支払いに利用するという目的では便利なカードですので目的別に使い分けましょう。
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不正利用に対する補償は小さめ
クレジットカードと比較した場合の話になりますが、LINE Payカードは不正利用に対する補償が小さめとなります。
内容としては「30日以内の不正利用に対して10万円を限度とする補償」となります。
ただし不正利用がすぐ分かるような仕組みもとっています。
例えばLINE PayカードはLINE Pay残高に増減があると、LINEにメッセージがリアルタイムで届くようになっています。
もし身に覚えのない支払い通知が来ても、すぐに対処することができますので安心です。
また、利用停止の手続きもスマホから簡単にできます。
上記メニューから利用中のステータスをタップするだけ。
これで使用を停止させることができます。
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LINEポイントクラブの開始により、LINE Payカードは還元対象外となってしまいました。
LINE PayでLINE Pay残高とLINEポイントを利用した場合も還元対象外となります。
このため、あえてLINE Payカードを利用するメリットはなくなってしまいましたが、チャージ&ペイで還元されるLINEポイントを利用する場合はポイント還元は受けられないのでLINE Payカードを使っても変わりません。
つまり、LINE Payは使えないけどLINE Payカードは使えるようなケースでは貯まったLINEポイントを使ってお買い物をすることができます。
LINE PayカードはJCBブランドですので国内外のJCB加盟店約3,000万店舗で利用することができます。
あえて使うメリットはなくなりましたが持っておけば何かと便利なカードであることは間違いありませんね。
まとめ
2020年5月からはじまったLINEポイントクラブではLINE Payカードは還元対象外となってしまったため、あえてLINE Payカードを利用するメリットはなくなりました。
それでもLINE Payは使えないけどクレジットカードは使えるお店の場合、JCB加盟店であればLINE Payカードを利用することができます。
そういった機会に貯まったLINEポイントを消費する目的でLINE Payカードを利用するのも悪くないですね。
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