楽天市場や楽天ペイ、楽天ポイントカードなどを利用していると貯まるのが楽天ポイント。
楽天ペイなら5%還元、楽天市場はお買い物マラソンで最大44倍になるためとても貯まりやすいのが楽天ポイントの特徴です。
しかし、貯まったポイントの使い方にはいつも悩まされます。
- 楽天ペイで利用する
- 楽天市場で利用する
- 楽天カードの支払いにあてる
- 楽天証券でポイント投資する
などなど、ポイントの利用方法はいくつもありますが、どの利用方法が1番お得なのかがわからない。
今回は同じ悩みを抱える楽天ユーザーの方のために楽天ポイントのベストな使い方を紹介します。
迷ったら同じ方法を選んでもらえれば間違いないのでご安心ください。
楽天お買い物マラソンの還元額早見表!買いまわりも大事だけど金額の大きいお買い物がおすすめ
楽天ポイントの使い方は還元率が下がらなければOK
私の考えるベストな使い方はポイントを使っても還元率が下がらないこと。
楽天ポイントの方かにもTポイントやPONTAポイントなどの共通ポイントがありますが、貯まったポイントを使う際はポイント利用分が還元対象なのかどうかがポイントになります。
楽天ペイでポイント利用をしても還元率は変わらない
楽天ペイでは楽天ポイントを利用して支払いすることが可能です。
もちろん、期間限定ポイントも利用可能なので期限が迫ったポイントの消費にはもってこいの決済手段となります。
気になるのポイントを利用した際の還元率ですが、楽天ペイの場合はポイント利用しても還元率は変わりません。
現在は期間中ずーっと5%還元キャンペーンを開催しているのでポイントを利用して支払っても5%還元となります。
ただし、キャンペーン期間外の楽天ペイの還元率はゼロとなっていますので要注意。
もちろん、楽天ペイにクレジットカードを連携させている場合はクレジットカード決済分の還元は受けることができますのでご安心ください。
楽天市場の支払いへのポイント利用は還元率が低下する
楽天市場でもポイントを利用して支払いすることが可能ですが、残念ながら楽天市場でポイント利用して支払いをすると還元率が下がってしまいます。
ex) 購入金額:5000円,使用するポイント:1000円,SPU還元率:5%の場合、
5000円 – 1000円 = 4000円, 4000円 × 5% = 還元されるポイント200P
つまり、使用する楽天ポイントが多いほどSPUの還元率が適用される支払い金額が少なくなるので、実質的な還元率は下がってしまうことになります。
上の例だと5%還元だったのにポイント適用したことにより4%還元に落ちています。
還元率1%の差は購入金額が少なければたいしたことありませんが、何度も繰り返すことでいずれは大きな損失につながります。
有効期限が迫っているなどの事情がない限りは楽天市場の支払いに楽天ポイントを使用するのはおすすめできません。
【初心者におすすめ】使い勝手抜群&高還元率なスマホ決済3選楽天ポイントのおすすめの使い方
楽天ペイと楽天市場でポイントを利用する場合について紹介しました。
楽天ペイはポイントを利用しても還元率が下がるワケではないので問題はありませんが、楽天カードを持っているのであればベストな使い方とはいえません。
そこで、楽天ポイントを利用するベストな方法を2つ紹介します。
楽天カードの支払いに楽天ポイントを利用する
楽天市場を利用されている方であればSPUを上げるための必須アイテムである楽天カード。
もちろん楽天ペイにも登録して使うことができます。
楽天カードを持っている方は楽天ポイントを支払いに利用するのが絶対おすすめです。
楽天ポイントを楽天カードの支払いにあてるメリット
- 楽天カードの支払いにあてても還元は充填前の金額に対して適用される
- 楽天ペイはクレジットカード決済分の還元率を上乗せできる
- 楽天市場はSPUが適用される金額を減らさずにお買い物ができる
楽天カードの支払いにポイントをあててもクレジットカード利用金額に対して還元率1%ないし2%が適用されるため、還元率が下がるデメリットがありません。
このため、楽天ペイや楽天市場の支払いに楽天カードを利用する場合は還元率を下げることなく楽天ポイントの利用が可能です。
ただし、楽天カードの支払いにあてることができるのは通常ポイントのみで、
- 期間限定ポイント
- 他社から交換したポイント
- 楽天キャッシュ
については対象外となっているので注意しましょう。
年会費永年無料の楽天カード利用できるポイントの上限は会員ランクによって決まっている
楽天ポイントを楽天カードの支払いにあてることで還元率を下げることなくサービスを利用することができますが、楽天カードへのポイント充填は楽天会員ランクに応じて決まっています。
会員ランク毎の楽天ポイントの楽天カードへの適用制限 | ||
ダイヤモンド会員 | その他会員 | |
1ヶ月に楽天カードの支払いに充てることが可能な回数 | 5回 | |
1回の手続きで適用可能な楽天ポイント数 | 50~500,000P | 50~30,000P |
1ヶ月間に利用できるポイント上限 | 500,000P | 100,000P |
※利用可能なポイント上限は楽天カードへのポイント利用を含む楽天グループ合計での上限 |
1ヶ月間で楽天ポイントを楽天カードの支払いにあてることができる回数は5回までと決まっていますが、正直、ここの回数はあまり意味がありません。
それよりも重要なのは楽天カードの支払いに適用することができる楽天ポイントです。
ダイヤモンド会員であれば50万ポイントまでと上限を気にする必要がないくらいですが、ダイヤモンド会員以外の場合は最大3万ポイントとなっています。
楽天ポイントを楽天カードの支払いにあてる場合は注意が必要です。
そうはいっても、楽天ポイントが3万ポイント以上貯まるくらいに楽天サービスを利用している方の場合はすぐにダイヤモンド会員以上になってしまうはずですのでたいした問題にはならないでしょうね。
種類も豊富!楽天カードの年会費や審査基準・気になる評判まで一括まとめ楽天証券のポイント投資に利用する
楽天ポイントのもう1つのおすすめの使い方としては楽天証券でのポイント投資があります。
楽天証券のポイント投資は100Pから始めることが可能です。
楽天ポイントの利用上限 | ||
ダイヤモンド会員 | その他会員 | |
スポット購入(1注文あたり) | 500,000P | 30,000P |
積立注文(1日あたり) | ||
証券口座 | 500,000P | 30,000P |
楽天カードクレジット決済 | 500,000P | 30,000P |
1ヶ月あたり上限 | 500,000P | 100,000P |
楽天証券のポイント投資も楽天カードの支払いと同じようにダイヤモンド会員とその他会員で利用できるポイントに差が設けられています。
ただし、貯まったポイントを投資に回すという意味であればこの利用上限はあまり意味がない方のほうが多いはずです。
楽天市場のSPUを上げるには毎月500円以上のポイント投資が必要
楽天市場の還元率はSPUで決まっていますが、毎月500円以上を楽天証券のポイント投資におこなうことでSPUを+1倍することが可能です。
しかし、500円をすべてポイントから支払う必要はありません。
-
- 楽天ポイント1P + 499円分の現金
- 楽天ポイント500P
つまり、500円のうち1Pでも楽天ポイントを利用していればSPUの対象となります。
SPUを上げることは楽天市場の還元率を+1倍にすることができます。
SPUを上げるためには最低でも1P以上の楽天ポイントを利用して毎月500円以上のポイント投資を行う必要がありますが、500円のポイント投資は投資信託なので500円損するわけではありません。
投資を行いながらSPUも上げることができると考えればとても効率がいいですよね。
たとえば、毎月5万円以上のお買い物を楽天市場で済ませているとすれば上がったSPUの+1倍だけで500P貯まる計算になります。
投資をしながら楽天ポイントでも回収することができるので本当におすすめです。
楽天証券のポイント投資は投資のリスクとSPU+1倍のメリットのどちらが高いのか?期間限定ポイントのみ楽天ペイで利用する
楽天ポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがあります。
残念ながら、ここまで紹介した楽天カードの支払いにあてる方法と楽天証券のポイント投資にあてる方法には期間限定ポイントを利用することができません。
楽天ペイで利用する分には還元率の損失としては楽天カードのクレジットカード還元分だけです。
もちろん、楽天カードを持っていない方の場合は還元率への影響は全くありません。
このため、期間限定ポイントについては楽天ペイで利用するのがおすすめです。
楽天ポイントの使い方まとめ
今回は楽天ポイントのおすすめの使い方を紹介しました。
楽天ポイントは貯めやすいのがメリットではありますが、貯まったポイントの使い道には少し悩んでしまいます。
楽天市場の支払いにあてると還元率が下がってしまいます。
楽天ペイに利用する場合は還元率は下がりませんが、楽天カードと連携させている場合にはクレジットカード分の還元率を損してしまいます。
このため、
- 楽天カードの支払いにあてる
- 楽天証券のポイント投資にあてる
- 期間限定ポイントは楽天ペイに利用する
この3つの利用方法がおすすめです。
楽天ポイントを使っても還元率で損をしない方法がベストの方法なのでぜひ試してみてください。
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